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食パンの冷凍は袋ごとでも大丈夫!上手に保存するコツを解説【保存期間や解凍方法も!】

食パンって袋ごと冷凍しちゃっても大丈夫?

食パンを買ったものの、消費期限内に食べきれない!なんて経験ありますよね。

とはいえ、食パンをわざわざラップに包んで冷凍するのも面倒…そう感じている人も多いのではないでしょうか。

実は、食パンは袋ごと冷凍しても大丈夫なんです!

実際に私も食パンは袋ごと冷凍していますが、特に問題なく美味しく食べられています

ただし、そのまま食パンを冷凍庫に突っ込んでOKというわけではありません。

袋ごと冷凍するにはちょっとしたコツがあるので、解凍方法や保存期間と合わせて詳しく解説します。

この記事では

  • 食パンの冷凍は袋ごとでも大丈夫な理由
  • 食パンの冷凍保存3つのポイント
  • 冷凍した食パンの解凍方法や保存期間は?

についてまとめています。

めんどくさい手間は省いて、食パンは袋ごと冷凍しちゃいましょう♪

食パンの冷凍は袋ごとでも大丈夫な理由

昔と比べて家電が進化しているから

まず最初に結論から言うと、食パンは袋ごと冷凍しても大丈夫です

実際、袋ごと冷凍した食パンとラップやアルミホイルなどで個包装した食パンとで食べ比べてみても、ほとんど差はありません。

とはいえ「本当に大丈夫なの?」と不安に思う人もまだまだ少なくないですよね。

では、なぜ食パンの冷凍は袋ごとでも大丈夫なのか、その一番の要因は「家電の進化」にあります。

最近の冷蔵庫やトースターって、昔と比べて性能が格段にアップしたなと感じませんか?

冷蔵庫だと急速冷凍が可能だったり、食品を判別して冷やす温度を勝手に変えてくれたり。トースターでも、水分を保ちながら焼ける機能や自動で焼き加減を調整してくれるものまでありますよね。

「食パンの冷凍を袋ごとするのはダメ」は過去の話。

何十年も前の冷蔵庫やトースターを使っていたり、食パンにめちゃくちゃ強いこだわりがあるなら別ですが、基本的には袋ごと冷凍してもOKなんです!

袋ごと冷凍すると乾燥して固くなってしまうといった悩みも、今はそこまで心配する必要はありませんよ♪

食パンの袋ごと冷凍は意外とメリットが多い

実は、袋ごと食パンを冷凍することで得られるメリットは意外と多いんです。

主なメリットはこの3つ!

  • 雑菌が付きにくい
  • 手間がなくて楽
  • そのまま冷凍することで水分の蒸発を防げる

例えば、食パンを冷凍するために1枚ずつラップやアルミホイルで包んでいる人いませんか?

ポリ手袋をきちんと装着して包んでいるなら問題ありませんが、素手で包んでいる場合は食パンに雑菌が移ってしまう可能性があります。

その点、袋ごと冷凍してしまえば雑菌が付きにくいので安心ですよね。

しかも1枚ずつ包む手間もないのでラクチン!

ラップやアルミホイルの節約にもなるし、もうやらない理由が見当たらないといっても良いかも!

とはいえ、このようなデメリットをあげる人が一定数存在するのも確か…。

  • 食パン同士がくっついてしまう
  • 冷凍ムラによって解凍後の食感が落ちる
  • 乾燥してパサパサになることがある

ただし、感覚にはかなり個人差があるようです。

袋ごと冷凍してみて「味や風味も含め、問題なく冷凍保存ができている」と感じる人がいる一方で、「味が落ちた」「固くなった」といった意見もあります。

私はあまりデメリットを感じていないのですが、これもあくまで個人的な意見。感じ方は人それぞれですね。

食パンの冷凍保存3つのポイント

前述したように、食パンは袋ごと冷凍してもOKですが、もちろんそのまま食パンを冷凍庫に突っ込めばいいというわけではありません。

上手に冷凍保存するにはちょっとしたコツがあるので、注意すべきポイントをしっかりとチェックしておきましょう。

  • 購入後はなるべく早めに冷凍する
  • 袋の空気はしっかりと抜く
  • 肉や魚の近くには入れない

ポイント①購入後はなるべく早めに冷凍する

食パンの鮮度を長く保つためには、なるべく早い段階で冷凍するのがベスト。

スーパーに並んでいる食パンなどは、企業努力によって水分が保持されるように作られていますが、それでも食パンは製造した直後から少しずつ水分が抜けていってるんです。

短時間で袋ごと冷凍すればしっとり柔らかい食感を維持することができるので、「買ったらすぐに冷凍庫」を徹底するようにしましょう。

食パンは必ず賞味期限前のものを冷凍してくださいね♪賞味期限が切れてしまったものを冷凍しても、美味しさが復活することはありませんよ。

ポイント②袋の空気はしっかりと抜く

袋の中に空気が入っていると、食パンの周りに霜が付いてしまいます。

霜が付いてしまうと、パン同士がくっつきやすくなったり、風味を損なってしまう可能性があるので注意が必要です。

冷凍する際は、食パンが潰れない程度に空気を抜いてから冷凍庫へ入れるようにしましょう。

食パンに使われているクリップをそのまま使うと、少しずつ空気が中に入り込んできてしまいます。開封後は、なるべく輪ゴムで留めるのがおすすめです。

ポイント③肉や魚の近くには入れない

冷凍庫内では、食パンの他にも肉や魚なども保存していますよね。

それ、注意しないと食パンにニオイが移ってしまう可能性があります!

ニオイ移りが起きると風味を損なう原因となってしまうので、なるべく肉や魚からは遠ざけて入れるようにしましょう。

可能であれば、肉や魚は保存袋や保存容器などで保管するのがおすすめです♪

カットされていない食パンを冷凍する方法

カットされていない状態の食パンをそのまま冷凍するのはNG!

冷凍にも解凍にも時間がかかるし、何よりも凍った状態の食パンをカットするのはほぼ不可能です。

それに、一度解凍した食パンを食べる分だけ切って、あとはまた冷凍庫に…といった再凍結を繰り返すと、味や品質が落ちるのはもちろん細菌が増殖する原因となってしまいます。

カットされていない食パンを冷凍するときは、必ず清潔な手で1枚ずつにカットしてから保存するようにしてください。

衛生面を考えると、ポリ手袋やトングを使うのが安心です♪

冷凍した食パンの解凍方法や保存期間は?

袋ごと冷凍した食パンの解凍方法

食パンの解凍方法はいたってシンプル!冷凍庫から取り出して、そのままトーストするだけです!

特に解凍の必要はないので、とっても楽チンですよね。

ただし、焼き方に少しコツがあって、

  • あらかじめトースターは温めておく
  • 焼く前に霧吹きで水をかける
  • いつもより気持ち長めに焼く

といったひと手間を行うことで、外はカリカリ中はもちもちな美味しい食パンに仕上がります。

「トースターをあらかじめ温めて水分の蒸発を防ぐ」「冷凍により失った水分を霧吹きで補う」のダブルの働きが効果を発揮!

これだけでも仕上がりが全然違ってくるので、ぜひ試してみてください。

霧吹きが無い場合は、手を濡らしてパッパッと食パンの表面に振りかけるでもOKですよ♪

冷凍した食パンの保存期間

冷凍した食パンは、なるべく2週間程度(長くても1ヶ月以内)で食べきるようにしましょう。

ただし、内臓が未熟な子供に与える際は早めに使うようにしてくださいね。

食べきれない場合は、小さく切ってクルトンとして使ったり、ミキサーにかけてパン粉として使うのもおすすめです。

冷凍食パンをフレンチトーストに使うのもおすすめ。冷凍食パンは生の食パンより早く卵液が染み込むので、時短調理に便利なんですよ♪

ちなみに、私はセブンプレミアムの「冷凍食パンで作る!ふわとろ「フレンチトースト」のレシピ」を参考にしています。

気になる人はチェックしてみてください。

セブンプレミアム|「冷凍食パンで作る!ふわとろ「フレンチトースト」のレシピ」

【まとめ】簡単楽チン!食パンは袋ごと冷凍保存しよう

要点のまとめ

結論、食パンは袋ごと冷凍しても大丈夫です!

近年は昔と比べて家電が進化しているため、袋ごと冷凍した食パンとラップやアルミホイルなどで個包装した食パンとで食べ比べてみても、ほとんど差はありません。

ただし、何もせずにそのまま食パンを冷凍庫に突っ込むのはNG!

  • 購入後はなるべく早めに冷凍する
  • 袋の空気はしっかりと抜く
  • 肉や魚の近くには入れない

といった点に注意し、なるべく2週間程度で食べきるようにしましょう。

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