出産・子育て

イヤイヤ期が激しい子の将来は明るい⁉ひどい子の特徴やおすすめの対処法について解説!

イヤイヤ期が激しい我が子…。将来が心配なんだけど大丈夫?

イヤイヤ期があまりにもひどいと、将来が少し心配になってしまいますよね。

「本当に落ち着く日が訪れるのかな」「もしかしたら発達障害なのかも」などなど、不安になってしまう人も少なくないと思います。

けれど大丈夫!

子どもの性格や環境によってイヤイヤの程度は多少変わってきますが、将来に悪影響を及ぼすといったことはありません。

イヤイヤ期が激しいからといって、成長に問題があるわけではないんです。

とはいえ、イヤイヤ期は一体どれくらい続くのか、どう対応したらいいのか、いろいろ気になる点は多いですよね。

この記事では

  • イヤイヤ期が激しい子の将来はどうなる?
  • イヤイヤ期の期間やピークについて
  • イヤイヤ期を上手に乗り切る対処法

についてまとめています。

イヤイヤ期に悩んでいるママ&パパは、ぜひ最後まで読んでみてください♪

イヤイヤ期が激しい子の将来はどうなる?

イヤイヤが激しいからと言って将来を心配する必要なし

イヤイヤ期は、成長する過程で自己主張が特に強く出る時期のことで、ほとんどの子供に訪れるものです。

ただ、中には暴れ回ったり泣きわめいたりする子もいるため、「本当に大丈夫なのか」と将来に不安を持ってしまう人も少なくないと思います。

けれど、安心してください!

イヤイヤ期の激しさと将来性に因果関係はありません。

そもそも、その子のイヤイヤ期が「激しい」か「激しくない」かを決めるのはその子の親であって、全ての人が激しいと感じるかはまた別ですよね。

自分では激しいと思っていても、他の人からしたら激しくないと感じる場合もあります。

感じ方は人それぞれであって、どこからが激しいかという線引きも非常に曖昧なんです。

なので、特に心配する必要はありません。

「順調に成長しているんだな」と前向きな気持ちで接してあげましょう。

発達障害との因果関係もなし

イヤイヤ期は成長過程の一つであるのに対して、発達障害は生まれつきの特性です。イヤイヤ期と発達障害の症状が混同されることもありますが、直接的な関係は証明されていません。

イヤイヤ期が激しい子3つの特徴

けど、他の子と比べてうちの子は絶対にイヤイヤが激しいと思う!何か激しい子の特徴みたいなものってあるの?

確かにイヤイヤの激しさって個人差がありますよね。イヤイヤ期が全くなかったといった子もまれにいるので、心配になってしまう気持ちわかります!

そこで、イヤイヤ期が激しい子の特徴を調査!

すると、主にこのような特徴があることがわかりました。

  • 言葉の発達が遅い
  • 自己主張が強い
  • 活発な性格

子どもは、1歳半~2歳頃になると自分の欲求を自覚するようになります。

けれど、その欲求を言葉にして伝える力はまだまだ未熟です。

特に言葉の発達が遅い子だと、自分の感情を伝えられないことへの苛立ちから激しい癇癪を起してしまう傾向があります。

他にも、自己主張が強かったり活発な性格の子だと

  • 暴れることで何とか自分の主張を通そうとする
  • 泣きわめいてママやパパの根負けを狙う
  • 物を投げたり人を叩いて拒絶する

といった態度に出る場合も多くあるようです。

逆を言うと、自分の気持ちを言葉にすることが出来るようになってくれば、イヤイヤ期も治まってくるということ!

イヤイヤ期が激しい子の将来はむしろ明るい!

イヤイヤ期は、自己主張が強く出る時期であると同時に、認知能力が向上する時期でもあります。

イヤイヤ期が激しいということは、それだけ物事を考えて、自分で判断して行動しようとする能力がちゃんと身についている証拠です。

イヤイヤ期が激しい子には「自己主張が強い」「活発である」といった特徴がありますが、裏を返せば

  • 自分の意見をしっかりと持ち、それを相手に伝えることが出来る
  • エネルギッシュで行動力がある

といった考え方も出来ますよね。

イヤイヤ期が激しいからと将来に悲観的になる必要はありません!

将来的にはトップに立って活躍する可能性だって十分にありますよ♪

イヤイヤ期はいつからいつまで?ピークはいつ?

イヤイヤ期は1歳半頃から3歳頃まで続く

イヤイヤ期は、大体1歳半~2歳頃から始まります。

イヤイヤ初期の段階では、

  • 自分の欲求が通らないと怒る
  • ご飯の好き嫌いが出始める

といった様子が見られ、月日が経つにつれ徐々にエスカレートしていくのが一般的です。

そして、少しずつ自分の気持ちを言葉で伝えられるようになってくると、イヤイヤも緩和されていきます。

言葉の発達具合にもよりますが、終わる時期は大体3歳前後である場合が多いです。

ただし、開始時期や終了時期には個人差があります。2歳になってもなかなか始まらない子もいるし、3歳を過ぎても終わらないなんて子もいます。あくまで目安と考えてくださいね♪

2歳頃がイヤイヤ期のピーク

「魔の2歳児」という言葉、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

この「魔の2歳児」が、まさにイヤイヤ期のピークです。

2歳~2歳半くらいの子は、とにかく自己主張が強く、親の言うことをなかなか聞かなくなる傾向があります

イヤイヤ期の主な行動

  • ひたすら泣いて怒る
  • 着替えや食事など、全てに対して「イヤ」と主張する
  • 場所を選ばず暴れる
  • ママやパパの介入を嫌がる

などなど、他にも何パターンものイヤイヤ行動があります。

イヤイヤ期のピークを迎える頃は、出来ることが増えてくる時期でもあります。

けれどまだまだ未熟な部分も多いため、そのギャップに葛藤してしまうんです。

中には、突然夜泣きが復活するケースもあるようです!やっと落ち着いたのにまた夜泣き復活なんて、もう頭痛くなってきちゃいますよね…。

イヤイヤ期を上手に乗り切る3つの対処法

いつかは終わるとわかっていても、イヤイヤ期って本当に辛いですよね…。

どうしたら良いのか頭を抱えている人もきっと少なくないはず!

そんな人のために、ここからはイヤイヤ期を上手に乗り切るコツを紹介します。

  • 一度は肯定してあげる
  • 「自分でやりたい」を尊重する
  • 過度に反応しない

①一度は肯定してあげる

イヤイヤ期の子どもと接する時は、否定からではなく肯定から入るようにしましょう。

時には子どものしたいことが通らない場面もあると思いますが、どんな状況でもまずは肯定からスタートです。

流れは主にこのような感じ。

  • 可能か不可能かは別にして、一度は肯定してあげる
    • 例えば「新しいおもちゃが欲しい」という子どもに対して、「そうだね、このおもちゃ楽しそうだもんね」など。
  • 不可能な場合は理由を説明する
    • 「ママのお金使ったらご飯買えなくなっちゃうよ」「おもちゃは特別な日に買うから、今日は我慢しようね」など。

最初から「ダメ」「買わない」はNG!子どもの「やりたい」「欲しい」の気持ちと衝突してしまいますよ。

一度子どもの気持ちを受け入れて「あなたの主張を通したい気持ちはある」といった姿勢を見せるのがポイント!

そうすることで、子どももある程度満たされて耳を貸してくれるようになりますよ。

肯定してもダメな場合は?

肯定してみたけど、イヤイヤが治まる気配がない…。

中にはそんな子もいるかもしれません。

そんな時は、代替案を与えてみたり、気持ちが切り替わるような会話をしてみるのもおすすめです。

例えば

  • 「今日はおもちゃじゃなくて、○○ちゃんの好きなパンを買うのはどうかな?」
  • 「今日の夜ご飯、ママはうどんって気分なんだけど○○くんは?」

などなど、内容は何でもOK!

こうすることで、子どものイヤイヤも落ち着いてくることが多いです。

②「自分でやりたい」を尊重する

2歳頃はまだまだ出来ることも少ないし、ママやパパが先回りしてしまうことも多いですよね。

大人が手伝った方がスムーズだし、悠長に待ってられない!なんて人も少なくないはず。

食事なんかは特にそうですよね。こっちで食べさせた方が早いしきれいだし、無駄な掃除もしなくて済むし…。

けれど、イヤイヤ期の子どもにはその行動が逆効果になってしまう場合も…。

イヤイヤ期は「自分でやりたい」という気持ちが特に強くなる時期です。

その気持ちを否定して先回りしてしまうと、自立心が上手く育たないなんてことになりかねません。

全ての願望を叶えてあげるのは難しくても、「自分でやりたい」はある程度尊重してあげるのがポイント!

途中まで手伝ってあげて、最後だけ子どもに任せるでもOKです。

「自分で出来た」「頑張れた」という達成感を得るのが重要なので、そこはグッと耐えて見守ってあげましょう。

③過度に反応しない

イヤイヤ行動をする子の中には、ママやパパの気を惹こうとわざと行動を起こす子もいます。

例えば、こんなことありませんか?

  • ご飯や飲み物で遊ぶ
  • 言われたことと反対の行動を取る
  • 出来るのに「やって」と甘える

このような行動は、ママやパパの気を惹きたいという感情の現れです。

悪いとわかっていながらわざとやっていることもあるので、本当にたちが悪いですよね…。

このような時、一番やってはいけないのが「過度な反応を見せること」なんです。

2歳頃の子どもは、わざと問題行動を起こして相手の反応を確かめる「試し行動」をすることがあります。

「どうしたらママやパパの関心を惹けるか」といった感情からくる行動なので、毎回のように反応してしまうとイヤイヤがエスカレートしてしまう可能性があります。

試し行動には、なるべく感情的にならず淡々と対応するようにしてみましょう。

少し難しいかもしれませんが、冷静な対応がイヤイヤ期を早期に終わらせる近道なんですよ♪

ただし、無視するのはNG!無反応は行動の悪化につながる可能性があるため注意が必要です。

【まとめ】イヤイヤ期が激しくても気にしなくてOK!

要点のまとめ

イヤイヤ期が激しいからと言って、将来に悪影響を及ぼすといったことはありません。

イヤイヤ期の激しさは言葉の発達状況や性格によっても変わってくるため、その子の個性と捉え前向きな気持ちで接してあげるようにしましょう。

ちなみに、イヤイヤ期は1歳半頃から始まり2歳頃にピークを迎え、大体3歳頃になると落ち着くと言われています。

  • 一度は肯定してあげる
  • 「自分でやりたい」を尊重する
  • 過度に反応しない

といった対処法を用いて、この時期を上手に乗り切りましょう。

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