出産・子育て

ウインナーやハムは何歳から食べられる?ベーコンは?気になる加工肉の「いつから?」大調査

ウインナーやハムって何歳くらいから食べられるの?

わざわざ味付けをする必要がなく手軽に使えるウインナーやハムですが、何歳頃から食べさせて良いのか気になりますよね。

「ウインナーやハムはお肉だし、たんぱく質が摂れて良いよね♪」と、中には早い時期から与えてしまう人もいるかもしれません。

お弁当にも大活躍のウインナーやハムですが、

大体1歳~1歳半頃から食べさせても大丈夫です。

ただし、そのまま大人と同じように食べるのはNG!

赤ちゃんに食べさせるときは、「ウインナーやハムの選び方」や「調理の方法」に注意する必要があります。

この記事では

  • ウインナーは何歳から食べられる?
  • ハムは何歳から食べられる?
  • ベーコンは何歳から食べられる?
  • 加工肉を食べさせるときに注意したい3つのポイント

についてまとめています。

ウインナーやハムなど、加工肉を食べさせる際の参考にしてみてください。

ウインナーは何歳から食べられる?

ウインナーは1歳~1歳半頃から食べても大丈夫

子供に大人気のウインナーは、食べさせても良い時期は大体1歳~1歳半頃が目安です。

この頃になると、歯も少しずつ生え揃ってくるため、少し硬い食べ物であっても食べられるようになってきます。

ただ、そのままの状態で食べられるのはまだまだ先。

最初のうちは、

  1. 食べやすいように皮を取る
  2. 3~5mm角くらいに切る
  3. 茹でるor蒸す

といった処理をしてあげるようにしましょう。

小さく切ってスープの具材にしたり、ご飯に混ぜて食べさせてあげるのがおすすめ♪

ウインナーは冷凍保存できる

ウインナーは水分が少ないので、比較的冷凍保存に向いている食材です。

正しい方法で冷凍すれば、1ヶ月程度保存することができます。

上手に冷凍保存して、無駄なく使いきっちゃいましょう!

ウインナーを冷凍保存する方法

  1. ウインナーを3~5mm角程度の大きさにカットする
  2. 使う分ずつ小分けしてラップで包む
  3. ジップロックなどの保存袋に入れる
  4. しっかりと空気を抜いて密封する

冷凍保存のコツは、しっかりと空気を抜くこと!

なるべく真空に近い状態にすることで、ウインナーの美味しさがキープできます。

このような真空パック機があると便利ですよ!私も使ってます。

初めのうちは皮なしウインナーがおすすめ

ウインナーを皮付きのまま与えてしまうと、赤ちゃんは噛み切ることができず、のどに詰まらせてしまう危険があります。

パリッとした食感が美味しいウインナーですが、赤ちゃんに与える際は皮を取るようにしましょう

皮を取るのが面倒な場合は、皮なしウインナーを使うのがおすすめです。

処理の必要がなく、赤ちゃんも歯と歯茎でしっかりカミカミすることができます。

魚肉ソーセージは1歳頃を目安に

魚肉ソーセージを製造・販売するニッスイの公式ホームページでは、小さく切れば子供でも食べられるといった内容の記載がありました。

Q フィッシュソーセージを離乳食に使っても大丈夫ですか?

A ニッスイのフィッシュソーセージは、乳児向けの商品設計ではありませんが、のどに詰まらない程度の大きさに小さく切って、お子様が召しあがるには、問題はありません。

引用元:ニッスイ公式ホームページ|商品Q&A

明確な年齢の記載はありませんでしたが、魚肉ソーセージはそこまで硬い食品ではないので、大体1歳頃から食べさせても大丈夫そうです。

魚肉ソーセージは、たんぱく質とカルシウムが豊富な食べ物なので、お子さんのおやつとして出すのがおすすめです。

ただし、魚肉ソーセージは塩分量が多いため、食べさせる量には注意しましょう。

魚肉ソーセージ1本(100g程度)に含まれる塩分は、なんと約2.0g!

赤ちゃんに与える場合は、1/5本程度に留めておいた方が良さそうです。

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ハムは何歳から食べられる?

ハムは湯通ししたものであれば1歳~1歳半頃から食べても大丈夫

湯通ししたハムであれば、1歳~1歳半頃から食べても問題ありません。

ハムは塩分が多いため、そのままの状態で食べさせるのはもう少し大きくなってから

少し手間ではありますが、しばらくは下処理をしてから食べさせるようにしましょう。

湯通しって何?

湯通しとは、さっとお湯にくぐらせることを言います。

ポットなどで沸かしたお湯をかけるだけでもOK!湯通しすることで、塩分や脂肪分を取り除くことが出来るので、他の食品でもぜひやってみてくださいね。

ハムは冷凍保存できる

ハムは断面積が広く劣化しやすい食品なので、使い切らなかったものは冷凍保存するのがおすすめです。

未開封のハムであれば、そのままパックごと冷凍してOK。

ただ、使うときに全てを解凍する必要があるので(再冷凍はNG!)、スライスハムは1枚ずつ冷凍した方が使い勝手は良いです。

ハムを冷凍保存する方法

  1. ラップを広げてハムを並べる
  2. 空気がなるべく入らないように包む
  3. ジップロックなどの保存袋に入れる

ラップで包んだあとにアルミホイルで包むと急速冷凍できます。

美味しさを逃さずに保存することができるので、面倒でなければぜひ試してみてください。

ハムをそのまま食べるのは2歳を過ぎてから

ハムをそのままの状態で食べさせるのは、大体2歳頃を目安としましょう。

サンドイッチなどに挟んで食べてもOKです。

塩分が気になる人は今まで通り湯通ししてから食べさせてあげてくださいね。

ハムは色味がキレイなので、このような抜き型を使ってお弁当を華やかにするのもおすすめですよ♪

おせちのハムは3歳頃を目安に

おせち用のハムは味付けが濃く、子供が食べるには不向きな食材です。

せっかくのお祝い事ですが、おせち用のハムを食べるのは3歳を過ぎてからにしましょう。

おせちで出される食材は、ハムだけに限らずほとんどが味付けの濃いものばかり!「お正月なんだからおせち食べさせたい!」という人は、この機会におせち作りに挑戦してみてはいかがですか?

子供用のおせちの作り方は、クックパッドなどで確認することができますよ♪

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ベーコンは何歳から食べられる?

ベーコンは1歳半~2歳頃から食べても大丈夫

ほどよい油が食欲をそそるベーコンですが、

子供に食べさせるのは大体1歳半~2歳頃を目安としましょう。

ベーコンも、ウインナーと同様に細かく刻んで与えるのがおすすめです。

最初のうちは、

  1. 3~5mm角くらいに切る(スライスベーコンの場合は不要)
  2. 茹でるor蒸す

といった処理をしてあげるようにしましょう。

ベーコンは味がしっかりしているので、スープなどに使う場合は特別な味付けはしない方がベストです。

ベーコンは冷凍保存できる

ベーコンはいろいろな料理に使うことができるので、まとめて冷凍保存がおすすめです。

ウインナーと同じく、1ヶ月程度保存することができます。

スライスでも角切りでも保存ができるので、ぜひ試してみてください。

ベーコンを冷凍保存する方法

  1. ベーコンを3~5mm角程度の大きさにカットする(スライスベーコンの場合は不要)
  2. 使う分ずつ小分けしてラップで包む(スライスベーコンの場合は1枚ずつラップに包む)
  3. ジップロックなどの保存袋に入れる
  4. しっかりと空気を抜いて密封する

冷凍したスライスベーコンは、凍った状態でもカットすることができるので、すぐに料理に使えて便利です♪

初めのうちは脂身を取ってから与える

特にブロックベーコンは、脂身が多く赤ちゃんの食事に使うには少し不向きな食材です。

そのため、なるべく脂身はある程度除去してから与えるようにしましょう。

包丁などでカットするのも良いですが、湯通しすれば塩分も脂肪分も落とすことができますよ。

加工肉を食べさせるときに注意したい3つのポイント

調理方法は「茹でる」か「蒸す」

加工肉は塩分や脂肪分が比較的多い食材です。

そのため、「炒める」「揚げる」といった油を使用する調理方法はできるだけ避けてください。

調理する際は「茹でる」か「蒸す」のどちらかで行うようにしましょう。

何歳くらいになったらパリッと炒めたウインナーをあげても良い?

炒めたウインナーやベーコンは、3歳を過ぎてから与えるようにしましょう。ただし、使う油は少量で!食べ過ぎもNGですよ

少量を意識する

厚生労働省の公表する「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、1歳~2歳の一日の塩分摂取量目安は3.0g未満とされています。

0~5ヶ月0.3g
6~11ヶ月1.5g
1~2歳3.0g
3~5歳3.5g
6~7歳4.5g
引用元:厚生労働省ホームページ|日本人の食事摂取基準(2020年版)」を基に作成

主な加工肉の塩分量

  • ウインナー(1本/20g)…約0.4g
  • ハム(1枚/10~15g)…約0.3g
  • ベーコン(1枚/17g)…約0.5g

加工肉のほとんどは塩分の量が多く、食べ過ぎるとと塩分過多となってしまいます。

少量を意識し、一日の食事バランスを考えて与えるようにしましょう。

アレルギーに注意する

加工肉を食べさせる際は、アレルギーにも細心の注意を払いましょう。

加工肉に含まれるアレルギーには

  • 豚肉
  • 大豆
  • 小麦
  • ゼラチン

といったものがあります。(※必ずしも上記の全てが含まれるわけではありません)

食べさせる前には、必ずアレルギー表示を確認することを忘れずに!

また、アレルギー反応が出てもすぐに対応できるよう、医療機関を受診できる時間帯で食べさせるようにしましょう。

【まとめ】加工肉は下処理をしっかり行ってから食べさせましょう

要点のまとめ

ウインナーやハムは、1歳~1歳半から食べても大丈夫です。

ただ、ウインナーやハムを与える際は

  • 調理方法は「茹でる」か「蒸す」
  • 少量を意識する
  • アレルギーに注意する

といった点に気を付けましょう。

また、種類によって与えても良い時期は異なるため、下記の表を参考にしてみてください。

ウインナー1歳~1歳半頃から
魚肉ソーセージ1歳以降
ハム(湯通し)1歳~1歳半頃から
ハム(そのまま)2歳以降
おせち用のハム3歳以降
ベーコン1歳半~2歳頃から

子供がウインナーやハムを欲しそうにしていたら「まぁ、ちょっとだけなら…」と与えたくなる気持ちわかります。

けれど、早い時期から食べさせると赤ちゃんの体への負担にもなります。

そこはグッと堪えて、時期が来るのを待ちましょう♪

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