出産・子育て

哺乳瓶拒否にはスパウトがおすすめ!メリットや練習方法を解説【人気のスパウト5選も】

哺乳瓶拒否をする子ってスパウトも嫌がっちゃうのかなぁ?そろそろミルク以外も飲ませていきたいんだけど…。

赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がったり思うように飲んでくれなくなると、ママやパパは本当に困ってしまいますよね。

赤ちゃんによっては、哺乳瓶を近付けるだけでギャン泣きしたりのけ反って全力で拒絶する子もいるのだとか。

そんな時は、ぜひ一度「スパウト」を試してみてください!

哺乳瓶拒否をされてしまった先輩ママパパからは、「哺乳瓶はダメだったけどスパウトだと飲んでくれた」といった声も多くあります。

とはいえ、中には「スパウトもダメ!」といった子も存在するので、そういった時のために哺乳瓶拒否の克服方法も後ほど紹介しますね♪

この記事では

  • 哺乳瓶拒否にはスパウトがおすすめ!メリットや使い方を解説
  • 哺乳瓶拒否の原因とは?
  • おすすめのスパウト5選【ストローマグやコップなども!】

についてまとめています。

「赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がってしまい困っている!」といった人は、ぜひ参考にしてみてください。

哺乳瓶拒否にはスパウトがおすすめ!メリットや使い方を解説

スパウトを使う3つのメリット

スパウトは、吸い口が幅広で乳首のような形をしているのが特徴です。

哺乳瓶拒否の対応策として使えるスパウトには、主にこのようなメリットがあります。

  • 自分で持ち傾けて飲むことができる
  • 乳首やおっぱい以外からの飲み方を自然と覚えることができる
  • 比較的安価で手に入る

メリット①自分で持ち傾けて飲むことができる

スパウトは、飲み口の先端に小さな穴が開いていて、マグを傾けることでそこから少しずつ中身が出てきます。

両側に持ち手がついているので、哺乳瓶と同じような使い方で自ら傾けて飲むことができるのがポイント!

最初こそ補助が必要ですが、慣れてくれば自然と自分で飲んでくれるようになるのでとても楽チンです。

メリット②乳首やおっぱい以外からの飲み方を自然と覚えることができる

「自分でマグを持つ」「傾けて飲む」といった練習をスパウトで行うことで、自然とマグの扱いに慣れていきます。

これにより、遅かれ早かれ練習することになる「ストロー飲み」や「コップ飲み」への移行がスムーズに!

ちなみに、スパウトは傾けただけでは中身は出てこないので、周囲が汚れるといった心配もありません。

メリット③比較的安価で手に入る

スパウトは、比較的安価で購入できるものが多く、蓋をスパウトマグからストローマグへと付け替えることのできるタイプもあります。

例えば「リッチェルのトライ ステップアップマグセット」は、スパウト・ストロー・コップの3点がセットになって2,000円程度で手に入れることができます。

上記のようなメリットがある一方で、「吸えるようになるまで時間がかかる」「使用期間が短い」といった声も。

また、「赤ちゃんが嫌がってほとんど使わなかった」といった声もあり、スパウトが合う合わないは個人差があるようです。

スパウトの練習方法

スパウトを使い始めるタイミングは、離乳食が始まる生後5~6か月頃が一般的。

下記のポイントを参考に、離乳食と一緒に少しずつスパウトを使い始めてみましょう。

スパウトの進め方

  • 少量の水分から始める
  • 飲ませる時は、抱っこをしてあげるか傾けたベビーチェアなどに座らせる
  • 飲み方を覚えるまでは大人がお手本を見せてあげる
  • 無理強いしないように見守ってあげる

最初はなるべく馴染みのあるミルクから始めるのがベスト。

麦茶や白湯などでも問題はありませんが、赤ちゃんの好きなものの方が嫌がられるリスクは低くなります。

最初は上手に飲めない赤ちゃんがほとんど。

慣れるまでは横から補助してあげながら、赤ちゃんのペースで進めてあげましょう。

メーカーによっては、3か月から使えるものもあります!スパウトを買うときは、対象年齢を確認しましょう。

哺乳瓶拒否の原因とは?

哺乳瓶を拒否する原因は赤ちゃんによってさまざま

赤ちゃんが急に哺乳瓶を嫌がってしまうと、どうすれば良いのか困ってしまいますよね。

では、なぜ赤ちゃんは哺乳瓶を嫌がってしまうのか。

主にこのような原因があげられます。

  • 哺乳瓶の乳首が合わない
  • ミルクの味が嫌い
  • ミルクの温度が熱い・冷たい
  • 抱っこの体勢が気に入らない

このように、原因はさまざま。

中には、私たちでは気づかないような些細な変化から哺乳瓶を嫌がってしまったり、そもそも原因がわからないといったケースもあります。

「何が嫌なんだろう?」と、まずは原因を探るところから始めてみましょう。

先輩ママから学ぶ!哺乳瓶拒否の克服方法4選

赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がってしまったとき、一体どう対処すれば良いのでしょうか。

先輩ママの経験談をいくつか紹介します。

  • 哺乳瓶の乳首を変える
  • ミルクの種類を変える
  • オーボールに飲み口を付けたもので遊ばせる
  • スパウトマグを使ってみる

哺乳瓶の乳首を変えました

先輩ママの声

用意した乳首では全然飲んでくれなかったので、ネットでいろいろと検索。

ピジョンの「母乳実感」という哺乳瓶が良いという口コミがあったので、試しに買って使ってみたところ、これが大成功!

ゴクゴクと音を立てて飲んでくれました。

メーカーによって哺乳瓶の形状はさまざまなので、一度別の物を使ってみるのも良いかもしれませんね。

哺乳瓶拒否は、実は哺乳瓶自体が原因かも⁉

ミルクの種類を変えました

先輩ママの声

口コミで評価の高かったミルクを買ってみたけど、息子は全力拒否。

最初は哺乳瓶に問題があるのかと思って乳首を変えてみたけど全然ダメ。

産院で飲んでいたミルクと違うからかな?と思って、同じミルクを用意したらやっと飲んでくれました。

もう少し早めに気づければ良かった。

うちの子も、まさしくコレでした!

普段は、ほほえみ(明治)をあげていましたが、たまたまアイクレオが安かったので買ってみたら全力拒否されました…。

赤ちゃんも意外とグルメなのかもしれませんね(笑)

オーボールに飲み口を付けたもので遊ばせました

「哺乳瓶拒否に効果がある!」とSNSで話題の、オーボールに哺乳瓶の飲み口をくっつけて遊ばせる方法。

ウソみたいな方法ですが、これがかなり効果絶大なようで「哺乳瓶拒否が治った!」といった喜びの声が多くみられます。

スパウトマグを使ってみました

先輩ママの声

哺乳瓶拒否が始まったのがちょうど離乳食を始めようとしていた頃だったから、このタイミングでスパウトに挑戦。

初めは10ml飲むのがやっとで諦めそうになったけど、飲ませる姿勢を変えたり吸い口を温めてあげたりしたら自然と飲むようになってくれました。

初めはスパウトマグを嫌がる子も多いそうですが、諦めずに試行錯誤するしかないですね。

ママもストレスが溜まってしまうかもしれないので、無理せずのんびり行きましょう♪

他にも…

克服方法には、他にも

  • 哺乳瓶で飲ませる人を変える
  • ミルクの温度や濃さを変える
  • ウトウトしているときにすり替えて飲ませる

といった方法もあるので、ぜひ試してみてくださいね♪

おすすめのスパウト5選【ストローマグやコップなども!】

スパウトはさまざまなメーカーから販売されていて、飲み口や持ち手など商品によって形状が異なります。

今回は、その中から特におすすめしたい5つを厳選して紹介しますので、ぜひ購入の参考にしてみてください。

おすすめのスパウトはこれ!

  1. 【Pigeon(ピジョン)】マグマグスパウト
  2. 【Combi(コンビ)】テテオ マグスパウト
  3. 【Richell(リッチェル)】トライ ステップアップマグセット
  4. 【OXO tot(オクソートット)】グロウ・ハンドル付ソフトスパウトカップ
  5. 【NUK(ヌーク)】プレミアムチョイスラーナーボトル

①【Pigeon(ピジョン)】マグマグスパウト

赤ちゃんの「持ちやすさ、飲みやすさ」とママの「使いやすさ」を考えた、親子で楽しめるスパウトマグです。

飲み口は、乳首に近い太さ・形・やわらかさに設計され、クロスカットの吸い口で出る量を調節しやすいのが特徴。

4種類の飲み口がセットになったお得なマグセットのほか、3種類がセットになったものもあります。

対象年齢  生後3か月頃~  
容量200ml
重量約110g

②【Combi(コンビ)】テテオ マグスパウト

created by Rinker
コンビ
¥2,653 (2023/12/09 20:43:11時点 Amazon調べ-詳細)

幅広タイプと細めタイプ2種類の吸い口が付いた、トレーニングの第一歩として使いやすいスパウトマグです。

飲み方の発達に合わせて無理なくトレーニングができます。

飲み物が漏れにくい差し込み型のキャップも魅力の一つです。

対象年齢  生後7か月頃~  
容量200ml
重量約100g

③【Richell(リッチェル)】トライ ステップアップマグセット

成長に合わせてカスタマイズできる、3つの吸い口×2つのボトルが魅力。

自然な唇の動きを覚えられ、ストロー飲み、コップ飲みへのステップアップもスムーズにできるのが特徴。

シンプルな形状で、パーツが少なくお手入れが簡単かつ衛生的なのも嬉しいですね。

対象年齢  生後4か月頃~  
容量200ml
重量約100g

④【OXO tot(オクソートット)】グロウ・ハンドル付ソフトスパウトカップ

赤ちゃんの口にフィットするように作られたアーモンド型飲み口が特徴。

持ちやすいハンドルと可愛らしいフォルムが人気で、逆さまにしてもこぼれにくいのも魅力。

口ではさむとスリットが開くようになっているため、月齢の小さい赤ちゃんでもスムーズに使うことができます

対象年齢  生後4か月頃~  
容量200ml
重量約100g

⑤【NUK(ヌーク)】プレミアムチョイスラーナーボトル

ドイツNo.1ブランド!可愛らしいフォルムとデザインが人気です。

ハンドルが握りやすく、自分で持って飲むことをサポート。

哺乳瓶と同じようなやわらかい飲み口で、赤ちゃんも戸惑わずに飲むことができます。

対象年齢  生後6か月頃~  
容量150ml
重量約90g

【まとめ】哺乳瓶拒否でも焦らず対応しましょう

要点のまとめ

スパウトには

  • 自分で持ち傾けて飲むことができる
  • 乳首やおっぱい以外からの飲み方を自然と覚えることができる
  • 比較的安価で手に入る

といったメリットがあり、哺乳瓶拒否の克服方法の一つとして取り入れることができます。

「赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がってしまい困っている」といった悩みは、スパウトを使うことで解決するかもしれません。

中にはスパウトが合わない赤ちゃんもいますが、当記事を参考に克服方法の一つとして購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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