赤ちゃんの一人遊びって放置してても大丈夫なの?発達に影響とかあるのかなぁ。
毎日忙しいママの中には「溜め込んだ家事を一気に片付けるチャンス!」と、赤ちゃんが一人遊びをしてくれる時間を日々待ち望んでいる人も多いのではないでしょうか。
ただ、赤ちゃんの一人遊びって放っておいても大丈夫なのか少し不安ですよね。
結論から言うと
赤ちゃんの一人遊びは放っておいても大丈夫です!
なぜなら、一人遊びには
- 集中力が鍛えられる
- 想像力が身につく
- 考える力が育つ
といったメリットがあり、赤ちゃんの成長には欠かせない時間だからです。
ただ、一人遊びをさせる上で注意しなければならない点もいくつかあります。
この記事では
- 赤ちゃんの一人遊びは放置しても大丈夫?
- 一人遊びで得られる3つのメリット
- 赤ちゃんの一人遊びはいつから?
- 【月齢別】赤ちゃんの一人遊びにおすすめなおもちゃ5選
についてまとめています。
ぜひ、子育ての参考にしてみてください。
赤ちゃんの一人遊びは放置しても大丈夫?
機嫌が良ければ放っておいてもOK
赤ちゃんが一人で遊んでくれると、休む時間がとれて嬉しい反面、そのまま放っておいて良いのか悩みますよね。
けれど、心配いりません。
機嫌が良さそうなら、赤ちゃんの一人遊びは放っておいても大丈夫なんです。
「赤ちゃんをほったらかして一人で遊ばせてるなんてかわいそう」といったことを言う人もいますが、それは間違い。
赤ちゃんは、自らの動きを通してさまざまなことを学習していくので、一人遊びは脳の発達に良いとされています。
赤ちゃんの一人遊びは、基本的には放っておいても問題ありませんが、ママやパパは赤ちゃんが見える範囲で行動するようにしてください。
完全放置するのではなく、一人遊びをしている姿を見守ってあげるのがベスト。
また、一緒に遊んでほしそうにしていたり、声をかけられた時には一緒に遊んであげるようにしましょう。
むやみに手を出すのはNG
一人遊びは、「遊び」というよりも「学習」に近く、視覚や聴覚・嗅覚などからさまざまな刺激を受けて脳を活性化させています。
そのため、楽しそうにしている場合には、無理に止めさせたり手を加えたりといったことはなるべく控えるようにしましょう。
- 自分の手を舐める
- おもちゃを口にくわえる
- ぬいぐるみを引っ張る
といった行動に対して、衛生面など気になる気持ちはわかりますが、そこはグッと堪えて見守ってあげましょう。
一通り遊んだ後に、おもちゃなどは消毒してあげれば全然OKですよ。
一人遊びで得られる3つのメリット
メリット①集中力が鍛えられる
例えば、赤ちゃんが一点をじーっと見つめている姿を見たことありませんか?
あれは、集中して何かを考えている状態。その何気ない行動でも赤ちゃんの集中力は常に鍛えられているんです。
自分から夢中で取り組める遊びやおもちゃは、集中力アップには特に効果的です。
真剣な表情で遊んでいる際は、「おっ、集中力が鍛えられているな!」と思いつつ見守ってあげましょう。
ママやパパが先回りして口を出すのは、赤ちゃんの集中力を邪魔してしまうのでNG!大人でも、集中している時に横やりが入るとテンション下がってしまいますよね。それと同じです。
メリット②想像力が身につく
「ここを動かしたらどうなるんだろう?」「これをこうしたら出来るかも!」など、赤ちゃんは遊びを通して想像力を身につけることができます。
例えば…
- 積み木を積み上げてお城を作る
- 人形を家族に見立てて遊ぶ
- 泥だんごを作って食べるフリをする
といった遊びも、赤ちゃんの想像力を広げるのに効果的です。
ちなみに、せっかく作った泥だんごに対して「泥は食べられないよ」なんて当たり前のことを言うのは、子どもの想像する世界を否定することになってしまうので絶対にやめましょう。
メリット③考える力が育つ
一人遊びは、考える力を伸ばす効果も期待できます。
例えば、ブロックでロボットを作ろうとするとき、赤ちゃんは「どうすればロボットになるかな?」と考えながらブロックを繋げていきますよね。
その際に、手指を動かしながら頭の中で完成形を想像することで、脳が活性化され考える力はグーンと育ちます。
考える力を育てるには…
「このロボットもすごくカッコいいけど、ロケットパンチが出来たらもっとカッコいいよね!」など、新たなミッションを用意するのも効果的。
「ロケットパンチができるようにするにはどうしたら良いか?」と考えることで、想像力や考える力はどんどん伸びていきますよ。
「一人遊びばかり=自閉症」のウソホント
一人遊びばかりしている子は自閉症の可能性があるって聞いたけどホント?
我が子が一人遊びばかりしていたら、少し心配ですよね。
ただ、一人遊びばかりしているからといって必ずしも自閉症というわけではありません。
自閉症には
- 落ち着きがない
- 言葉の遅れが目立つ
- 物事へのこだわりが強い
- 周りに関心を持たない
といった特徴があります。
一人遊びばかりしていて、なおかつ上記のような特徴が見られる場合は、一度小児科に相談することをおすすめします。
赤ちゃんによって遊び方には個人差があり、すぐにおもちゃに飽きちゃう子もいれば長く遊んでいられる子もいます。
一人遊びが悪いというわけではないので、過度に心配しなくても大丈夫です。
赤ちゃんの一人遊びはいつから?
だいたい生後2ヶ月~3ヶ月頃から一人遊びが始まる
新生児期はほとんどの時間を寝て過ごしていた赤ちゃんですが、
大体生後2~3ヶ月頃から少しずつ一人遊びが始まります。
スタートは、自分の手や足をただじっと見つめるだけの「ハンドリガード」「フットリガード」といった行動が見られます。
「え?それが一人遊びなの?」と思うかもしれませんが、赤ちゃんにとってはこれも立派な遊び。
この時期だけしか見られない行動なので、写真や動画に残しておくのもおすすめです。
また、おもちゃなどで一人遊びをするようになるのは、だいたい生後4~5ヶ月頃からです。
月齢によって遊び方も少しずつ変わってくるよ。成長に合わせておもちゃを用意してあげよう!
一人遊びが苦手な子もいる
赤ちゃんによっては、1歳を過ぎても一人遊びができない子もいます。
ママやパパと離れることへの不安感や、そもそも一人遊びに興味がないなど理由はさまざま。
そういった場合は、一人遊びを習慣づけるのがおすすめです。
「この時間は、一人遊びの時間だよ」と、ご飯やお昼寝と同じように時間を決めてあげることで、赤ちゃんも少しずつ状況を理解していきます。
初めは短い時間から、慣れてきたら徐々に時間を延ばしていくようにしましょう。
【月齢別】赤ちゃんの一人遊びにおすすめなおもちゃ5選
【生後3ヶ月頃】寝たままで遊べるベビージムなどがおすすめ
生後3ヶ月頃になると、起きている時間も長くなり、周囲にも少しずつ興味が湧いてきます。
視覚や聴覚も発達してくる時期なので、寝たままでも楽しめるカラフルで音が鳴るようなおもちゃがおすすめです。
ちなみに、うちの子はこのベビージムでしょっちゅう一人遊びをしていました。
【生後6ヶ月頃】握ったり引っ張ったりできるおもちゃがおすすめ
生後6ヶ月頃になると、寝返りも上手にできるようになり腹ばいで過ごすことも多くなる時期です。
このようなおもちゃであれば、腹ばいの状態でも遊びやすく、握ったり引っ張ったりといった仕掛けを楽しむことができます。
「アンパンマン ~脳を育む~まんまる!いたずらあそびDX」は、20種のいたずら遊びができるので、飽きることなく遊べますよ。
【生後8ヶ月頃】おすわりして遊べる知育玩具などがおすすめ
生後8ヶ月頃になると、おすわりも安定してきて視野もだいぶ広がるため、いろいろなおもちゃで遊べるようになってきます。
この時期は、おすわりした状態で遊べるようなおもちゃがおすすめ。
このプーさんのおもちゃは我が家でも大活躍で、多くの遊びを楽しめるため子どもは夢中になって遊んでいました。
【生後10ヶ月頃】歩く練習のできるおもちゃがおすすめ
生後10ヶ月頃になると、少しずつ伝い歩きも始まり行動範囲が広くなってきます。
ママやパパもいよいよ目が離せなくなってきますね。
この時期は、歩く練習のできるおもちゃがおすすめです。
しまうまくんのバイリンガル・ウォーカーは、歩く練習だけでなく日本語や英語の勉強も楽しめるので、飽きることなく遊べますよ。
【1歳~】集中力・想像力・考える力を育てる知育玩具がおすすめ
1歳になると手先も器用になってきて、ブロックや積み木なども上手にできるようになります。
積み木は、2歳・3歳と大きくなっても楽しめる上に、集中力・想像力・考える力を育てるのに最適です。
中には無料で名入れをしてくれる物もあるので、1歳のお誕生日プレゼントにいかがでしょうか。
【まとめ】赤ちゃんの一人遊びは邪魔せず見守ってあげましょう
要点のまとめ
赤ちゃんの一人遊びには、
- 集中力が鍛えられる
- 想像力が身につく
- 考える力が育つ
といったメリットがあるため、機嫌が良さそうであれば赤ちゃんの一人遊びは放っておいても大丈夫です。
ただし、赤ちゃんの一人遊びは、ママやパパとの信頼関係があってこそ楽しめるものです。
赤ちゃんは、ママやパパが常にそばにいることがわかっているから、夢中になって遊ぶことができます。
なので、なるべく赤ちゃんのそばで静かに見守ってあげるようにしましょう。