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除湿剤の捨て方と捨てるタイミングをタイプ別に解説!注意点やおすすめの商品も紹介

使い終わった除湿剤ってどうやって捨てればいいの?中の液体は普通に流しちゃって大丈夫なのかなぁ。

ジメジメな部屋で大活躍な除湿剤ですが、使い終わったものはどう捨てたらいいのかわかりづらいですよね。

  • 「除湿剤の中の液体は普通に流しても大丈夫?」
  • 「外のパッケージは何ゴミ?」

といった疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

実は、除湿剤の捨て方はとっても簡単!

基本的には、中の液体は水道に流し、容器はそのままゴミ箱に捨てればOK!

難しい処理なども特にないので楽チンですよね。

ただ、除湿剤を捨てるときに注意するべきポイントもあるので、しっかりチェックしておきましょう

この記事では

  • 除湿剤の捨て方と捨てるタイミング
  • 除湿剤を捨てるときの注意点や分別方法
  • 除湿剤の選び方

についてまとめています。

除湿剤の処理方法に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

除湿剤の捨て方と捨てるタイミング

捨て方は除湿剤のタイプによって違いがある

除湿剤の捨て方は、タイプによって若干異なります。

まずは、自分が使っている除湿剤がどのタイプのものか確認してみましょう。

除湿剤のタイプ特徴代表的な商品
タンクタイプタンク型の形状の除湿剤
中身は、粉状(塩化カルシウム)で使い終わりは液体
水とりぞうさん
ドライペットスキット など
ゼリータイプシートやハンガー型の形状の除湿剤
中身は、粒状(塩化カルシウム、保水剤)で使い終わりはゼリー状
ドライペット(シートタイプ)
フマキラー(激乾 洋服ダンス用) など
シリカゲルタイプ繰り返し使える再生タイプの除湿剤
中身は、シリカゲルで使い終わりは固形
ドライペット(乾燥キーパー)
デオドライ除湿シート など

タンクタイプ

容器内の塩化カルシウムが水分を吸収し、液体に変化させて湿気を取り除くタイプの除湿剤です。

置き型の除湿剤のほとんどがこのタイプに該当します。

捨て方

  1. ケースの底を持ち、シンクに持っていく
  2. 溜まった液体(塩化カルシウム水溶液)を水と一緒に排水口に流す
  3. 粒が残っている場合は、ぬるま湯を注いで溶かしてから流す
  4. 容器はプラスチックごみとして処分する

塩化カルシウムは水に溶けやすい性質を持っていますので、水道に流しても問題はありません。

溜まった液体のみを流すと、シンクや排水溝がさび可能性があるので、必ず水道水と一緒に流すようにしてください。

また、液が漏れると床のシミや衣類の変色などの原因になる場合があるので、持ち運びには注意しましょう。

ゼリータイプ

シート型やハンガー型になっていることが多く、使い終わりがゼリー状になる除湿剤です。

タンクタイプと違い、液体がこぼれる心配はありません。

捨て方

  1. 薬剤が全てゼリー状になっていることを確認します
  2. 不燃ごみとして処分する

住んでいる地域によっては、可燃ごみとして処分しても良い場合もあります。

詳しくは、自治体のホームページなどで確認してから捨てるようにしましょう。

シリカゲルタイプ

「シリカゲル」という乾燥材を使用した除湿剤です。

食品やお菓子などにも使われているので、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

捨て方

  1. 湿気を吸い取る力が弱くなったことを確認する
  2. 可燃ごみとして処分する

住んでいる地域によっては、不燃ごみとして処理する場合もあります。

詳しくは、自治体のホームページなどで確認してから捨てるようにしましょう。

シリカゲルタイプは、給水すると発熱する性質があります。捨てる際は、水分に触れないように十分に注意してください。

除湿剤を捨てるタイミングは?

タイプ別に除湿剤の捨てるタイミングをまとめました。

使用する目安量も合わせて記載していますので、設置するときの参考にしてください。

除湿剤のタイプ使用目安量捨てるタイミング
タンクタイプ押入れに1~2個およそ3か月~8か月
ゼリータイプクローゼットや下駄箱などに1~2個およそ1か月~4か月
シリカゲルタイプタンスなどの引き出し1段に1個1年程度

捨てるタイミングは、季節や湿気の状態によっても異なります。

ちなみに使用期間の長さは、シリカゲル > タンクタイプ > ゼリータイプ といった順番になります。

除湿剤を捨てるときの注意点や分別方法

ゴム手袋を着用して行いましょう

除湿剤に使われる塩化ナトリウムは、肌に触れると炎症を起こしてしまうことがあります。

そのため、直接触れるのは絶対にNG。

他にも、吸い込むことで頭痛や吐き気をもよおすこともあります。

作業は、必ずゴム手袋とマスクを着けて行ってください。

庭や植木には捨てないで

塩化ナトリウムには、水分を吸収する特徴があります。

そのため、植物にかけてしまうと一気に枯れてしまいます。

捨てるときは、必ず排水溝もしくはトイレなどに流すようにしてください。

除湿剤に溜まった水分は、雑草にまくことで除草剤としても使えます。ただ、他の植物にも影響しちゃうので、まく時は十分に注意しましょう。

分別方法は自治体のHPをチェック

分別の方法は、自治体によって異なる場合があります。

自治体のホームページで簡単に確認することができるので、わからない場合は調べてから捨てるようにしましょう。

下記は、横浜市の場合の検索方法です。

例:横浜市の場合

  1. 「横浜市 ホームページ」で検索
  2. 検索窓に「除湿剤」と入力し検索
  3. 分別の方法が確認できます

画像の引用元:横浜市ホームページ

除湿剤の選び方

使用場所に合わせて形状を選ぼう

除湿剤は、使う場所の広さや配置する場所に合わせて選ぶのがベストです。

置き型(タンクタイプ)キッチンのシンク下、押入れ、クローゼット、靴箱
吊り下げ型クローゼット
シート型タンスの引き出し、衣装ケース、靴の中
スリム型靴箱、狭い場所

タンクタイプは、500~1000ml程度の給水ができる上にコスパも良いので特におすすめです。

置き場所が確保できるのであれば、基本はこのタイプで大丈夫ですよ。

クローゼットや押し入れには「塩化カルシウム」

塩化カルシウムは吸湿力に優れているので、湿気がこもりやすいクローゼットや押入れなどで使うと効果的。

塩化カルシウムは、シリカゲルのように繰り返し使うことはできませんが、タンクタイプは安いものだと1個100円~200円程度で購入できますよ。

水とりぞうさん

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なんと1個150円程度とコスパ最強!お財布に優しい除湿剤です。

ドライ&ドライUP NECO

1000mlも吸水してくれる、大容量の使い捨て貯水タイプの除湿剤です。

ニオイが気になる場所には炭入りのものがおすすめ

ニオイの気になる靴箱やクローゼットには、炭入りの除湿剤を使うのがおすすめです。

湿気を取りながら、気になるニオイをしっかり脱臭することができます。

【まとめ】除湿剤の捨て方は「流してポイッ」でとっても簡単!

要点のまとめ

除湿剤の捨て方はとても簡単で、

中の液体は水道に流し、残りはそのままゴミ箱に捨てれば大丈夫。

ただし、除湿剤を捨てるときは

  • ゴム手袋を着用する
  • 庭や植木には捨てない
  • 自治体の指示に従う

といった点に注意しましょう。

除湿剤は、タイプによって捨て方や分別方法が異なります。

また、分別方法は地域によっても違いがありますので、詳しくは自治体のホームページを確認するようにしてくださいね。

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