お腹の赤ちゃんに話しかけないと何か影響が出たりするの?
胎児に向けて話しかけたり胎教を行うと良いって聞くけど、お腹に話しかけるのってなんだか照れくさくないですか?
とはいえ、話しかけないことで赤ちゃんに悪い影響が出たら困るし…ちょっとしたことだけど、少し不安ですよね。
そんな不安を抱える妊婦さんに朗報!
妊娠中、お腹の赤ちゃんに話しかけなくても何の影響もないので大丈夫ですよ!
- 胎児に話しかけないとお産が進まない
- たくさん話しかけると賢い子に育つ
なんてことを言う人もいますが、科学的根拠は一切なし!心配いりません。
ただ、お産が近づいてくるといろいろと不安になってしまいますよね…。
話しかけるのは難しくても、今のうちにお腹の赤ちゃんに向けて出来そうなこと、この機会に確認しておくのも良いかもしれませんね♪
この記事では
- 妊娠中に胎児に話しかけなかったらどんな影響がある?
- お腹の赤ちゃんに話しかけるのはいつから?何て話しかける?
についてまとめています。
お腹の赤ちゃんに話しかけるのは苦手…という人も、まずは出来そうなことをやってみましょう♪
「妊娠中は胎児に話しかけなかった」どんな影響がある?
妊娠中に話しかけなくても特に影響はない
「妊娠中はお腹の赤ちゃんに話しかけると良いですよ」なんてことを育児本やプレママセミナーなどで聞いたりすることって結構多いですよね。
ただ、中にはそういったことが苦手だという人もいるはず…。
そんな不安を抱える妊婦さんに、声を大にして言わせてください。
妊娠中にお腹の赤ちゃんに話しかけなくても全然大丈夫!
確かに「お腹に話しかけると良い」と言われることはあるものの、実際のところ科学的な根拠は薄いです。
そのため、体や脳の発達にも直接的な影響はないと考えられているので心配する必要はありません。
実は筆者もお腹に話しかけるのが苦手でした。照れくさいというか恥ずかしいというか…結局ほとんど話しかけずに出産しましたが、特に何の問題もありません♪
逆に「何か話さなきゃ」と考えすぎてストレスになるくらいなら、いっそ話しかけない方が体には良いです。
産まれてからたくさん話しかけてあげればOKなので、自分がリラックスできる状態を作ることを大事にしてみましょう。
ちなみに…
妊娠中にお腹の赤ちゃんに話しかけると、
- 夜泣きが少ない子になる
- お腹の中の記憶を持った状態で生まれる
- 情緒が安定する
なんていう人もいますが、これもまた科学的根拠はなし。
「そんな迷信もあるんだな」くらいに軽く考えておきましょう。
お腹を撫でたり心の中で話しかけることで幸福感アップ
話しかけなくても影響はないとはいえ、やはりお産が近づいてくるといろいろと不安になってしまうもの…。
そんな人は、お腹を撫でたり心の中で話しかけてあげるようにしてみましょう。
特におすすめしたいのが、お腹を優しく撫でる動作。
お腹の赤ちゃんに話しかける行為が発達に影響をもたらす効果は薄いとされていますが、実はお腹を撫でる動作に関しては「オキシトシン」と呼ばれる愛情ホルモンが分泌されることが実証されているんです。
オキシトシンは「安心感や幸福感をもたらす脳内物質」とも言われているので、赤ちゃんとのコミュニケーションになるのはもちろん、リラックスの効果も十分期待できます。
保湿クリームを塗りながらお腹を撫でれば、リラックス効果を得ながら妊娠線予防も出来ちゃうので一石二鳥♪
お腹の赤ちゃんに話しかけるならいつから?何て話しかける?
- 話しかけるのは苦手だけど少し頑張ってみようかな
- 胎教に挑戦してみたいけど始め方がわからない
もしかしたら、このようなことを思っている人もいるかもしれませんね。
そんな人のために、ここからは胎教を始めるタイミングや赤ちゃんとのおすすめの交流方法について紹介します。
ぜひ参考にしてみてください♪
赤ちゃんとのコミュニケーションは妊娠18~20週頃からがおすすめ
話しかけたり胎教を始めるべき時期に決まりはありません。
なので、お腹の赤ちゃんに話しかけるタイミングは自分自身で決めてOKです。
ただ、一つの目安として胎動を感じ始める頃(18~20週頃)から少しずつ胎教を始める人が多い傾向にあります。
赤ちゃんは、大体20週頃になると外界の音が聞こえるようになると言われています。
その頃から話しかけてみたりお腹を撫でるなどの刺激を加えたら、もしかしたら赤ちゃんの方からも何か反応を返してくれるかもしれませんね♪
だからと言って「赤ちゃんのためにいい胎教をしてあげないと!」と神経質になる必要はありません。
例えば
- 好きな音楽を聴く
- 絵本を読んでみる
- マタニティヨガなど適度に体を動かしてみる
などなど、自分が気軽に挑戦できそうなことから始めてみてOK!
ちなみに、筆者は通勤中に車内でクラシックを流したりしてました。リラックス効果もあっておすすめです♪
胎教は絶対に必要なものではないので、無理のない範囲で出来ることをしてみましょう。
何て話しかける?先輩ママの実体験を調査
「お腹の赤ちゃんに話しかけてみてくださいね」と言われても、実際何て話しかければ良いのかいまいちピンとこないですよね。
そこで、実際に先輩ママたちはどのようなことを話しかけていたのかを調査!
実体験を一部紹介するので、ぜひ声掛けの参考にしてみてください。
先輩ママの実体験
- 朝起きたら「おはよう」、寝るときに「おやすみ」と言うことから始めてみました。あいさつができる子に育つかなぁと思って。
- 日常生活で感じたことをそのまま話しかけていました。「今日は暑いね」とか「明日は雨だって」とか…。
- 「今日は一緒に〇〇しようね」とその日にやることを話しかけていました。
- 私はあまり話しかけなかったけど、パパはよくお腹に話しかけてました。「パパですよ~」「元気ですか~」って感じで。
挨拶や日常会話でお腹の赤ちゃんとコミュニケーションをとっていた先輩ママが多いようですよ♪
【まとめ】無理せず出来る範囲でコミュニケーションをとってみましょう
要点のまとめ
妊娠中にお腹の赤ちゃんに話しかけなくても、体や脳の発達に直接的な影響はありません。
確かに「お腹に話しかけると良い」と言われることはあって、
- 夜泣きが少ない子になる
- お腹の中の記憶を持った状態で生まれる
- 情緒が安定する
といった意見もありますが、実際のところ科学的な根拠は薄いです。
「何か話さなきゃ」と考えすぎてストレスになる方が問題なので、自分の出来る範囲でコミュニケーションをとるようにしてみましょう。
妊娠後期にもなると胎動も激しくなり、より一層赤ちゃんの存在を感じるようになります。
話しかけるのが苦手だという人は、お腹を撫でてみたり心の中で会話を楽しんでみるだけでもOK!
音楽を聴きながらまったり過ごすのもおすすめですよ♪