赤ちゃんが泣かずに起きてる場合って放っておいても大丈夫?
新生児は寝てるか泣いてることがほとんどだけど、たまに泣かずに起きてることってありませんか?
機嫌が悪いわけではないし、かといって眠そうにも見えないし…。この場合、そのまま放っておいても良いのか迷ってしまいますよね。
結論から言うと、大丈夫です!
放っておいたからといって赤ちゃんに悪い影響があるわけではないので安心して下さい。
ただし、安全がしっかり確保出来ていることが大前提です!
赤ちゃんの周りに危なっかしいものはありませんか?この機会に「正しい放置の仕方」(少し言い方は悪いですが…)を確認しておきましょう!
この記事では
- 新生児が泣かずに起きてる場合は放置して大丈夫?
- 赤ちゃんが泣かずに起きてるのはなぜ?
- 泣き止まない赤ちゃんを放置するのはダメ?
についてまとめています。
新生児との接し方に悩んでいるママやパパは、ぜひ最後まで読んでみてください♪
新生児が泣かずに起きてる場合は放置して大丈夫?
放っておいてもOK!泣いたら構ってあげましょう
赤ちゃんが泣かずに起きてる場合、完全放置状態でなければ多少放っておいても大丈夫!
泣いたら構ってあげればOKです。
新生児のお世話ってすごく大変ですよね。
3時間おきの授乳で常に睡眠不足。家事もしなければならないし、上の子がいる場合はその子のお世話もあります。
産後のママの体は思っている以上に疲弊しています!
そんな状態なのに、泣かずに起きてる赤ちゃんの相手までしなければならないというのは酷です。
泣いたら声をかけたり抱っこしてあげれば大丈夫なので、まずは産後で疲れた体を休ませるのを優先しましょう!
赤ちゃんが泣かずに起きてたら「手がかからない親思いの子だなぁ」くらいに思っててOKですよ♪
放置は安全が確保出来ていることが大前提
赤ちゃんを放っておく場合、安全が確保されているのが絶対条件です!
例えば
- 赤ちゃんの周辺にぬいぐるみやタオルを置いてませんか?
- 布団は柔らかいものを使ってませんか?
- オムツはキレイな状態ですか?
- 上の子は棒状のものや硬いおもちゃを握ってませんか?
などなど、当たり前のことがしっかりと出来ているか改めて確認してみましょう。
特に、小さな兄姉がいる場合は要注意!
上の子が赤ちゃんを抱き上げたり物を食べさせたりしないように、なるべく目を離さないようにしてくださいね。
参考:市川市公式サイト|月齢、年齢別でみる起きやすい乳幼児の事故
赤ちゃんが泣かずに起きてるのはなぜ?
全ての子が泣いているか寝ている状態というわけではない
「新生児は泣くか寝るかの二択」といった事をよく聞きますよね。
けれど、実際は新生児だからと言って「常に泣いている」もしくは「寝ている」というわけではありません。
理由はさまざまですが、主に
- ただ単にご機嫌または興奮気味なだけ
- 日中に刺激の強い出来事があった
- 満腹ではないけど泣くほど空腹というわけでもない状態
といったケースが考えられます。
例えば、お風呂が好きな子であればお風呂上りは比較的起きていることも多いそうですよ。
「お風呂気持ちよかったなぁ~」とご機嫌なのかもしれませんね♪
気になる疑問【Q&A】
ところで、赤ちゃんが泣かずに起きてる場合って母乳やミルクは足りてるの?
赤ちゃんがなかなか寝てくれないと、母乳やミルクが足りてないのかもと少し不安ですよね。
結論を言うと、体重が順調に増えているなら気にしなくてOK!
ちなみに新生児期は1日30g増くらいが目安なので、どのくらい体重が増えているか確認してみてくださいね♪
起きてる赤ちゃんは無理に寝かせなくてOK
赤ちゃんが機嫌よく起きていると、楽ではあるけど睡眠が足りてるのか少し心配になりませんか?
睡眠不足が気になって無理やり寝かしつけているという人もいるかもしれません。
新生児期の睡眠時間は、大体1日15~18時間程度。
朝昼晩関係なく1~2時間ほど起きて、1~4時間ほど眠るサイクルが一般的です。
ただ、全ての赤ちゃんがそうとは限らないので、機嫌よく起きてるのに「睡眠時間が足りてなさそうだから、なんとか寝かせないと…」と無理に寝かせる必要はありません。
眠くなったら泣くなり勝手に寝るなりするので、優しく見守っててあげましょう。
授乳の時間になったら起こすべき?
寝ない赤ちゃんも心配だけど、寝すぎる赤ちゃんも心配ですよね。
授乳の時間になっても寝ている場合は、起こす?起こさない?→起こしてまで授乳を行う必要はありません。
睡眠と同じように、お腹が空いたらアピールしてくるので大丈夫です。
ただし、脱水症状を起こさないように室温や湿度には注意してくださいね。
泣き止まない赤ちゃんを放置するのはダメ?
10分程度であれば放っておいても大丈夫
ミルクをあげてもオムツを替えても泣き止まない!一体どうしたら良いんだろう?
色々と試してみたものの赤ちゃんがどうしても泣き止まない…こんな経験をしたことがある人は少なくないと思います。
そんな時は、少しの間赤ちゃんから離れてみましょう。
大丈夫!短時間であれば放っておいても問題ありません。
無理に泣き止ませようとするときに限って、意外と泣き止まなかったりするもの。
まずは一度赤ちゃんから少し離れて、気持ちを落ち着かせましょう。
放置時間の目安は、大体10分程度!多くの赤ちゃんはそれで泣き疲れて眠ってしまいますよ。
10分以上放置しても泣き続けている場合は、何かしらの不快感を感じている可能性があります。その際は、全身をくまなくチェックするようにしてくださいね。
赤ちゃんの泣きは生後1ヶ月~2ヶ月頃がピーク
泣き止まない赤ちゃんのお世話は精神的にも肉体的にも辛いですよね。
けれど、辛いのは今だけ!
個人差はありますが、生後1ヶ月~2ヶ月頃が赤ちゃんの泣きのピークと言われているので、もう少しすればある程度落ち着いてくる場合がほとんどです。
生後1ヶ月~2ヶ月の泣きは何をやっても泣き止まないことも多く、決して珍しいことではありません。
なので「自分のお世話の仕方が悪いのかも…」といった心配は不要で、こういう時期なんだとポジティブに考えて大丈夫ですよ。
参考:厚生労働省|赤ちゃんが泣きやまない「泣きへの理解と対処のために」
手のかからない子は発達障害!?
「赤ちゃんのときに手のかからない子は、発達障害があることが多い」なんて聞いたことありませんか?
これ、まったくのデタラメです!
発達障害は生まれつきの脳機能障害です。
あくまでそういうケースもありますよ、というだけで、育てやすい育てにくいとは全く関係ないので安心してくださいね。
【まとめ】赤ちゃんが泣かずに起きてたらママパパの休憩チャンス!
要点のまとめ
赤ちゃんが泣かずに起きてる場合、完全放置でなければ多少放っておいてもOK!
別のことをしながら見守ってあげてても問題ありません。
ただし
- 赤ちゃんの周囲には何も置かない
- 固めの布団を使用する
- オムツは小まめに替える
- 兄姉の動向にも注意する
といった点に注意し、赤ちゃんの安全確保に努めましょう。
「授乳の時以外はしっかり寝かせないと!」「起きてるから構ってあげないと!」など、あなたは頑張りすぎていませんか?
たまには肩の力を抜いて休憩するのも大事です♪
休める時にはしっかり休むようにしてくださいね。