離乳食作りにブレンダーって必要?
「離乳食作りにブレンダーがあると便利ですよ!」なんて聞いたことがある人も多いと思いますが、実際本当に必要なのか気になりますよね。
買うとなるとそれなりの値段もするし、必要性をしっかりと確認した上で購入したいという気持ちわかります。
結論を言うと
離乳食以外で使う予定がないのであれば、あえて買わなくて大丈夫です。
離乳食作りにブレンダーを使う期間はそこまで長くないので、手元に無くてもあまり困りません。
ただ、あるととても便利なグッズではあるので、メリットデメリットを知ってから購入するかどうか決めるのがおすすめです。
この記事では
- 離乳食作りにブレンダーはいらない?
- 離乳食作りにブレンダーを使うメリットとデメリット
- 離乳食作りにおすすめなブレンダー4選
についてまとめています。
ブレンダーの購入に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
離乳食作りにブレンダーはいらない?
離乳食以外でブレンダーを使う予定がないなら無くてもOK
ブレンダーは離乳食作りに便利なアイテムではありますが、必ずしも使わなければいけないものではありません。
離乳食以外で使う予定が無いのであれば、わざわざ用意しなくて大丈夫です。
実際にブレンダーを使わず離乳食作りをしている人は意外と多く、SNSや知恵袋でも「ブレンダーいらなかった」「ブレンダー買ったけどほとんど使わなかった」といった声が多くみられます。
ブレンダーいらない派の声
- 周りの友人に聞いたら、みんな口をそろえて「離乳食のために買うなんて無駄」という意見だったので買いませんでした。
- 離乳食用にと張り切ってブレンダー買いましたが、あまり使わずすり鉢を利用していました。
- ブレンダーだとある程度の量作らないといけないし、食べる量が少ない離乳食初期はあまり使えないかも。
ちなみに、私は2人目の出産祝いにブレンダーをいただいたので使いましたが、1人目のときは使わずに離乳食作ってました。ブレンダーがなくても全然いけますよ!
とはいえ、あると便利なのは確か。
ブレンダーは、離乳食以外にもスープやケーキ作りなどにも使うことが出来るので、
- もともと料理が好き
- 離乳食作りを機に料理の幅を広げたい
といった人は購入を検討してみるのも良いかもしれませんね。
ブレンダーを使う期間は離乳食初期〜離乳食中期頃まで
離乳食作りのためだけにブレンダーを用意する必要がない最大の理由が、「使う期間が短い」という点です。
離乳食作りにブレンダーが便利だとは言いますが、実際にブレンダーを使う期間は離乳食初期(生後5、6ヶ月頃)~離乳食中期(生後7、8ヶ月頃)までの約3~4ヶ月程度。
離乳食後期からはすり潰す必要がほとんどないため、使う頻度もかなり少なくなります。
しかも、ブレンダーは安くても3,000円程度、高いものだと1万円を超えるものも!
離乳食以外で使う予定がない場合、コスパを考えると購入はしなくても良さそうな気がしますね…。
離乳食の進め方について、詳しくは厚生労働省の「離乳食の進め方」を参考にしてみてください。
離乳食作りに「パルシステム」を利用するのもおすすめ!「うらごし野菜シリーズ」など、あらかじめ下処理のされた食材も扱っているので、特に離乳食初期の時期は大助かりです♪
ブレンダーの代用品は100均で安くゲットできる
ブレンダーを使わなくても、食材をすり潰したりペースト状にすることは可能です。
世の中には離乳食作りに便利なグッズがたくさんあるので、わざわざブレンダーを買わなくても意外と簡単に離乳食を作ることができちゃいます。
例えばダイソーやセリアなどの100均では、このようなものが売っています。
100均で買える便利グッズ
- すり鉢
- マッシャー
- おかゆカップ
- 茶こし
特にすり鉢はいろいろな食材を潰すのに便利で、私も少量作りたいときなどに使いました♪
他にも、100均にはたくさんの離乳食グッズが売られているので、気になる人は一度お店をのぞいてみてくださいね♪
ちなみに、ダイソーの商品はネットでも購入することが出来ます。
離乳食作りにブレンダーを使うメリットとデメリット
使って感じる3つのメリット
離乳食作りにブレンダーを使って感じるメリットは、主にこの3つです。
- 時短になる
- 食材を簡単にペースト状にすることが出来る
- 一度にたくさん作ることが出来る
①時短になる
離乳食作りにブレンダーを使う最大のメリットが、「時短になる」という点です。
子育てをしていると「とにかく時間が足りない!」「手を抜けるところは抜きたい!」と感じるママパパも多いはず。
ブレンダーはスイッチを押せば数秒で離乳食のすり潰しが行えるので、時短には持って来いのアイテムです。
少しでも効率よく時間を使いたい人は、ブレンダーの使用がおすすめですよ♪
②食材を簡単にペースト状にすることが出来る
手作業だとなかなか上手くペースト状に出来ないことも多いですよね。
特に、葉物野菜はなかなかペースト状にするのが難しいので、どうしたものかと悩むママパパもいるのではないでしょうか。
その点、ブレンダーであれば葉物野菜であっても簡単にペースト状にすることが出来ます。
ペースト状にするのが基本な離乳食初期では、ブレンダーが大活躍すること間違いなしです。
③一度にたくさん作ることが出来る
離乳食をたくさん作って冷凍保存しておきたい人は、ブレンダーの使用がおすすめ。
多くの量を手作業で作るのは手間がかかって大変です!
特におかゆは毎日食べるというお子さんも多いと思うので、一気に作って冷凍保存が楽チンですよ♪
冷凍保存にはリッチェルのわけわけフリージングが便利!
使って感じる3つのデメリット
離乳食作りにブレンダーを使って感じるデメリットは、主にこの3つです。
- 使う期間が短い
- 少量作るには不向き
- 音がうるさい
①使う期間が短い
ブレンダーを使う期間は、離乳食初期(生後5、6ヶ月頃)~離乳食中期(生後7、8ヶ月頃)までの約3~4ヶ月程度。
離乳食後期になるとペースト状にする必要がなくなるため、ブレンダーを使う機会もなくなってきます。
そう考えると、この数ヶ月のためだけにブレンダーを買うのは少しもったいない気がしますね。
②少量作るには不向き
ブレンダーを使う場合、ある程度の量が無いと使うことができません。
そのため、離乳食のように少量を作る場合は不向きです。
ただ、多くの量をブレンダーにかけた後、離乳食に使う分だけ取り出し残りを大人用に使うといった方法であれば無駄なく使えます。
例えば…
- かぼちゃを1/4個分茹でてすり潰す
- 離乳食に使う分のみを別に取り、残りは鍋へ入れる
- 玉ねぎを1/2個分茹でてすり潰す
- 離乳食に使う分のみを別に取り、残りは鍋へ入れる
- かぼちゃと玉ねぎを入れた鍋に、水、砂糖、コンソメ、醤油を入れて煮る
- 牛乳を加えれば、大人用のかぼちゃのスープの完成
こうすれば、赤ちゃん用にかぼちゃと玉ねぎの離乳食が取れて、なおかつ大人用のかぼちゃスープも一緒に作ることが出来ます!
詳しいレシピはこちら♪
☆かぼちゃスープ☆ by ☆栄養士のれしぴ☆③音がうるさい
使用するとどうしても駆動音がするため、特に集合住宅に住んでいるような人だと周囲への配慮が必要になるかもしれません。
実際に「うるさいから止めて欲しい」と苦情を受けた人もいるのだとか…。
頑張って離乳食を作っているママパパにとって、この苦情は結構キツイですよね。
あまり気にしなくても良さそうですが、ご近所トラブルは避けたいところ…うーん、悩ましい問題です。
離乳食にはブレンダーとミキサーどっちがいい?
ブレンダーとミキサー、どちらを使っても離乳食の出来上がりにほとんど差はありません。
ただ、使い勝手には大きな差が…。
ブレンダー | ミキサー | |
価格 | 〇 価格差はあまりない | 〇 価格差はあまりない |
パワー | × ミキサーに比べると弱く時間がかかる | 〇 ハンドブレンダーより素早く撹拌できる |
使いやすさ | 〇 鍋などに直接入れて使える | × 専用カップに入れて使う必要あり |
収納のしやすさ | 〇 省スペースでOK | × 重くてかさばる、スペースが必要 |
洗いやすさ | 〇 洗い物は少なめ | × 洗い物が多く、乾きづらい |
結論を言うと、多くの量をより早く作りたい場合はミキサーの方がおすすめです。
ただ、離乳食ってそこまで大量に作らないですよね。
そう考えると、ブレンダーの方が使い勝手が良いように思います。
離乳食作りにおすすめなブレンダー4選
【1台4役の人気ブレンダー】ブラウン|マルチクイック7
本体寸法 | 幅70mm×奥行70mm×高400mm |
本体重量 | 910g |
セット内容 | 本体(モーター部分) 、アクティブブレードシャフト、 MCチョッパー(カッター・おろしディスク) |
付属品 | 専用計量カップ、専用スパチュラ |
特徴 | ・1台4役(潰す、刻む、混ぜる、おろす) ・握る力を変えるだけで、スピード調整自由自在 ・品質と優れたデザインで数々の賞を受賞 |
購入者の口コミ
- 指先の握りで回転の強弱が出来るのが気に入ってます。傷もつきにくくて半年経った今でも新品の様です。
- パワフルでしっかりなめらかなスムージーがつくれる。回転速度が握りの強さで変えられるのも便利!
- 粉砕力も早さも申し分なしで嵩張らないしもっと早く買えば良かった。
特にブレンダーを握る強さで回転のスピードを変えられる点が高評価!そこまで音もうるさくないので、子育て家庭には嬉しいですね♪
【1台5役のマルチなブレンダー】BRUNO|マルチスティックブレンダー
本体寸法 | 幅63mm×奥行68mm×高さ365mm |
本体重量 | 570g |
付属品 | ホイッパー、チョッパーボトル、ボトル用フタ、 チョッパーボトル専用カッター、ブレンダーカップ(500ml)、 お手入れブラシ、専用レシピリーフ |
特徴 | ・1台5役(潰す、刻む、混ぜる、砕く、泡立てる) ・スリム&軽量化 ・お鍋やボウルで使用OK |
購入者の口コミ
- すごく使いやすい!軽い最高!離乳食作りに向いてます♪
- 離乳食作りに使うために購入しましたが、使いやすくて手入れもしやすくて簡単に離乳食が作れてよかったです。
- 準備、片付け含めおそらく3分以内でバナナジュースが完成するほど扱いやすく、忙しい毎日でも手軽に果物や野菜がとれそうです。
私もBRUNOのブレンダーを使ってますが、そこまで重くないし使いやすいのでおすすめです!少し音がうるさいですが、許容範囲かなと。
【コスパ重視ならコレ!】ニトリ|スティックブレンダー
本体寸法 | 幅61mm×奥行69mm×高さ343mm |
本体重量 | 540g |
付属品 | ブレンダーカップ |
特徴 | ・1台2役(潰す、混ぜる) ・効率よく撹拌する刃の形状 ・お鍋やボウルで使用OK ・高機能モーター保護装置付き |
購入者の口コミ
- ニトリのブレンダーを今日初めて使ったんやけどまじで一瞬でペーストになった…今までの苦労は…もっとはよ買えば良かった。
- ニトリのブレンダーでお粥作ったらめちゃくちゃ簡単だし早くできた!最初に買っておけば良かった。
- ニトリでブレンダー2800円くらいで買ったんだけど便利。自家製マヨネーズも作れる。
混ぜたり潰すだけに使うならニトリで十分!省スペースで収納できるのも嬉しいポイントです♪
【コードレスならコレ!】クイジナート|ハンドブレンダー
本体寸法 | 幅55mm×奥行6mm×高さ415mm |
本体重量 | 620g |
付属品 | 充電コード、電源アダプター、ウィスク、 ギアボックス(ウィスク用)、専用カップ(800ml) |
特徴 | ・充電式コードレス ・1回のフル充電で4回使用可 ・ロック解除、運転スイッチの2段階で誤作動防止 |
購入者の口コミ
- 充電式なので使用する時どこでも気軽に調理出来る。適度な重さもあり、使いやすい。
- 料理の後のお手入れも簡単。充電もよく保ちます。
- コードがないからストレスなく使え、しかもパワフル。専用カップで生クリームの泡だても飛び散ることなく、あっという間にできるのでとっても便利です。
コードレスならどこでも使えて便利!外出先やキャンプなんかに持っていく人もいるみたいですよ♪
【まとめ】ブレンダーは離乳食作りにあると便利だけど無くてもOK
要点のまとめ
ブレンダーは、離乳食以外で使う予定がないのであれば、あえて買わなくて大丈夫です。
離乳食作りにブレンダーを使う期間はそこまで長くないので、手元に無くてもあまり困りません。
ただ、あるととても便利なグッズではあるので、メリットデメリットを知ってから購入するかは決めるようにしましょう!
【メリット】
- 時短になる
- 食材を簡単にペースト状にすることが出来る
- 一度にたくさん作ることが出来る
【デメリット】
- 使う期間が短い
- 少量作るには不向き
- 音がうるさい
まずは離乳食作りを始めてみてから買う買わないを決めてもOK!
ブレンダーは決して安い買い物ではないので、購入するかどうかは慎重に判断してくださいね♪