出産・子育て

「抱っこ紐使わない派」と「ベビーカー使わない派」どっちがいい?選び方のポイント解説!

抱っこ紐とベビーカー、選ぶならどっちがおすすめ?

子育ての必需品として紹介されることも多い抱っこ紐とベビーカー、実際どっちの方がより必要性が高いのか気になりますよね。

それほど安い育児グッズではないだけに、購入は慎重にいきたいと考えるママパパも多いのではないでしょうか。

結論から言うと、抱っこ紐もベビーカーもそれぞれメリットもあればデメリットもあるため、どちらが良いかはライフスタイルによって違ってきます。

そこで、今回は「抱っこ紐使わない派」と「ベビーカー使わない派」それぞれの意見を調査してみました!

「買ったけど全然使わなかった!」なんてことにならないように、この機会に必要性をしっかりと確認しておきましょう。

この記事では

  • 「抱っこ紐使わない派」と「ベビーカー使わない派」どっちがいい?
  • 抱っこ紐はいつからいつまで使う?
  • ベビーカーはいつからいつまで使う?

についてまとめています。

購入を悩んでいるママパパは、ぜひ参考にしてみてください。

「抱っこ紐使わない派」と「ベビーカー使わない派」どっちがいい?

どちらかと言うと「ベビーカー使わない派」の方が多い傾向

抱っこ紐もベビーカーもあると便利な育児グッズですが、絶対に必要というわけでもないだけに購入には慎重になってしまいますよね。

どちらもそれなりに高額なものなので

  • 本当に必要なのか知りたい
  • 買うなら出来ればどっちかにしたい

と考える人も多いのではないでしょうか。

両方あれば助かるのはわかるけど、より必要性が高いのはどちらなのか。

抱っこ紐とベビーカーの所有率や先輩ママパパの声を調査してみました。

まずは所有率の結果がこちら。

抱っこ紐もベビーカーも所有率は高いですが、どちらかというとベビーカーを持っていない人の方が多いという結果でした。

ただし、持っているからと言って必ずしも使っているわけではありません。

「知人からもらったけど使っていない」「買ったけど子供が嫌がるから結局ほとんど使っていない」など、家庭によって様々な事情があるようです。

所有率はあくまで「持っているかどうか」であって「使っているかどうか」ではないみたいですね。

では、「抱っこ紐使わない派」と「ベビーカー使わない派」にはどのような意見があるのか。

先輩ママパパの声を確認してみましょう♪

抱っこ紐使わない派の意見

  • 抱っこ紐だと肩・腰の負担が物凄く、私にはムリでした…
  • 腰が悪いのでベビーカー派!重い荷物も寝た子も全部運べるから楽
  • 抱っこ紐買ったけど、着脱がめんどくさくて結局ほとんど使わなかった

抱っこ紐使わない派の意見で圧倒的に多かったのが、「肩や腰の負担がきついから」といった声。

もともと肩こりや腰痛がひどい人だと、抱っこ紐を使うのは確かにしんどいかもしれませんね。

抱っこ紐の使用感を試せるお店(アカチャンホンポやベビーザらスなど)もあるので、産まれた後に一度試着に足を運んでみるのもおすすめですよ♪

ベビーカー使わない派の意見

  • 買い物に行けばどこでも赤ちゃん用カートがあるからベビーカーは使わない
  • 小さい子供連れてそんな長時間外出するわけでもないし、抱っこ紐で十分
  • 買ったはいいけど、子供が乗るのを嫌がってほとんど使わなかった

ベビーカー使わない派の意見で特に多かったのが、「子供が乗るのを嫌がる」といった声。

子供によって、初めから乗るのを嫌がるパターンもあれば、最初は大人しく乗っていても途中でぐずってしまうパターンなどさまざまです。

結局抱っこ紐を使う羽目になるから…と、最初からベビーカーを使うことを諦めるママパパも多数!

せっかく高いベビーカーを買っても乗ってくれなきゃ意味がないですよね…大人しく乗るか乗らないかは子供の性格にもよるから、けっこう運要素強めかも。

各家庭のライフスタイルで選ぶのがおすすめ

抱っこ紐とベビーカーどっちが良いのか選べない!どうしたらいい?

どっちが良いか迷ってる人は、「どういった時に使いたいのか」に着目してみましょう!

例えば、このような点で判断してみるのもおすすめです。

こんな人は抱っこ紐を使わないかも!

  • 肩こりや腰痛持ち
  • お子さんの月齢がある程度進んでいる

使う抱っこ紐の種類によっては、肩や腰に負担がかかる可能性があります。

特に、スリングタイプや安価なもの(布が薄いなど)だと長時間の使用はかなりキツイ!

そのため、日頃から肩こりや腰痛に悩まされている人は抱っこが辛いと感じてしまうかもしれません。

抱っこ紐を使えば楽に赤ちゃんを支えることができると思われがちですが、実は結構大変!整体に通う人も珍しくないんですよ。

また、月齢がある程度進んでから購入してしまうと「ほとんど使わなかった」なんてことになる場合も…。

子供が歩き出す頃=1歳頃には使う頻度が少なくなってしまうことがほとんどなので、抱っこ紐はなるべく早い段階で購入するのがおすすめです。

こんな人はベビーカーを使わないかも!

  • 車で移動することが多い
  • エレベーターのないアパートや団地に住んでいる
  • 電車やバスを利用することが多い
  • 家が狭い

車移動が多い場合だと、車で目的地に向かう→目的地にある赤ちゃん用カートに乗せる、といったパターンになることが多いです。

そのため、残念ながらベビーカーの必要性を感じにくい可能性も。

また、階段などの段差の多い地域やしっかり舗装がされていない砂利道を通ることが多い場合は、圧倒的に抱っこ紐を使った方が楽です。

それと忘れてはいけないのが「赤ちゃんが嫌がるかもしれない」というリスク。

こればかりはどうすることも出来ないので、赤ちゃんが乗ってくれるか心配な人はレンタルを活用してみるのもおすすめです。

ベビレンタなら、1週間1,980円(税込)からレンタルすることが出来ますよ♪

抱っこ紐はいつからいつまで使う?

生後1ヶ月~3歳頃まで使えるものが一般的

抱っこ紐の対象年齢は、大体生後1ヶ月~3歳頃まで。

ただし、抱っこ紐と言ってもラップタイプやスリングタイプのものもあれば、ベビーキャリーやヒップシートタイプなど種類は様々。

使える期間も価格もタイプによって大きく異なります。

対象年齢やおおよその価格をまとめたので、購入の参考にしてみてください。

【スリングタイプ】

  • 対象年齢:新生児~1歳頃まで
  • 価格の目安:3,000円~5,000円程度
  • メリット:密着出来るため赤ちゃんが安心する(よく寝てくれる)、かさばらず着脱も簡単
  • デメリット:片方の肩へ負担がかかる、両手を空けることが出来ない

【ベビーラップタイプ】

  • 対象年齢:新生児~1歳頃まで
  • 価格の目安:3,000円~10,000円程度
  • メリット:密着出来るため赤ちゃんが安心する(よく寝てくれる)、かさばらず着脱も簡単
  • デメリット:装着に慣れるまでは練習が必要、夏はとても暑い

ベビーキャリータイプ

  • 対象年齢:生後1ヶ月~3歳頃まで
  • 価格の目安:5,000円~40,000円程度
  • メリット:前向きやおんぶなど様々な使い方が出来る、抱っこ紐の中では比較的疲れにくい
  • デメリット:値段が高い、かさばるうえに着脱が少しめんどくさい

おんぶ紐タイプ

  • 対象年齢:生後4ヶ月~3歳頃まで
  • 価格の目安:3,000円~8,000円程度
  • メリット:おんぶをした状態で家事などが出来る、赤ちゃんは大人と同じ目線で周囲を見渡すことが出来る
  • デメリット:子供の表情がわかりにくい、低い位置でおんぶした場合は落下のリスク有り

ヒップシートタイプ

  • 対象年齢:生後6ヶ月~3歳頃まで
  • 価格の目安:3,000円~10,000円程度
  • メリット:子供の乗り降りが簡単、収納が付いていて便利
  • デメリット:大きくてかさばる、両手を空けることが出来ない

ヒップシートについては、こちらの記事でも詳しく解説しています!

抱っこ紐は1歳~2歳頃には卒業してしまう子が多い

「抱っこ紐はいつまで使えるか?」という問いに対しては、「3歳頃まで使えるものが多い」といった答えになります。

けれど、「実際に抱っこ紐はいつまで使ったか?」という問いになると答えは少し違ってくるようです

ベビー用品のレンタルサイト「Nice Baby(ナイスベビー)」が行ったアンケート調査によると、抱っこ紐は1歳~2歳頃に卒業したという回答が一番多い結果に!

※グラフデータ引用元:Nice Baby(ナイスベビー)|ママパパ200人に大調査!抱っこ紐はいつまで?卒業時期とその理由

ちなみに、使うのをやめた理由で一番多いのが「子供が重たくなってきたから」だそうですよ。確かに、10kgを超えてくると肩や腰がつらいかも…。

抱っこ紐の購入を考えている人は、こういった口コミも参考にしてみると良いかもしれませんね♪

災害時は抱っこ紐があると便利!

抱っこ紐を使わなくなったらメルカリにでも出品しようかなぁ?

ちょっと待って!災害時の備えに、抱っこ紐は念のため残しておいた方が良いですよ!

実は、抱っこ紐は災害時にとても重宝される育児グッズの一つです。

災害時、抱っこ紐があれば

  • 子供と一緒に避難することが出来る
  • 両手を空けられる

と、緊急時でも安心して避難することが出来ます。

ちなみに、災害時は足元の状況がどうなっているかわからないため、ベビーカーでの避難はおすすめできません。

避難所にベビーカーがあると、他の人の邪魔にもなりますしね。

抱っこ紐を使わなくなったとしても、念のため4歳くらいまでは保管しておくのがおすすめです。

ベビーカーはいつからいつまで使う

ベビーカーA型は生後1ヶ月から、ベビーカーB型は生後7ヶ月から使えるものが一般的

ベビーカーの対象年齢は、大体生後1ヶ月~3歳頃まで。

ただし、ベビーカーのタイプによっても違います。

例えば、ベビーカーA型であれば生後1ヶ月から使えるものがほとんどですが、ベビーカーB型になると生後7ヶ月以降から使えるものがほとんど。

抱っこ紐と同様、使える期間も価格もタイプによって大きく異なります。

対象年齢やおおよその価格は、下記を参考にしてみてください。

ベビーカーA型

  • 対象年齢:生後1ヶ月~3歳頃まで
  • 価格の目安:20,000円~60,000円程度
  • メリット:早い時期から使うことが出来る、対面・背面どちらにも切り替えられる
  • デメリット:価格が高い、サイズが大きいため場所を取る

実は、ベビーカーA型は「いらなかった」「必要なかった」といった意見が多い!必要ないと感じる理由や不要な人の特徴について、こちらの記事もあわせてどうぞ♪

ベビーカーB型

  • 対象年齢:生後7ヶ月~3歳頃まで
  • 価格の目安:5,000円~30,000円程度
  • メリット:A型やAB型より価格が安い、軽くて持ち運びやすい
  • デメリット:一人座りが出来るまでは使えない、対面では使えない

ベビーカーAB型

  • 対象年齢:生後1ヶ月~3歳頃まで
  • 価格の目安:20,000円~60,000円程度
  • メリット:早い時期から使うことが出来る、A型よりも軽くてコンパクト
  • デメリット:価格が高い、B型よりも重い(重量は「A型>AB型>B型」)

ベビーカーA型を3歳まで使い続ける人はほとんどいない

「ベビーカーはいつまで使えるか?」という問いに対しては、「3歳頃まで使えるものが多い」といった答えになります。

けれど「実際にベビーカーはいつまで使ったか?」という問いになると、タイプによって大きな差が…。

※グラフデータ引用元:Nice Baby(ナイスベビー)|ベビーカーっていつまで使うの?先輩ママとパパの意見が解決になる!

ベビーカーB型は使った時期と対象年齢にはほとんど差が無いのに対し、ベビーカーA型は早い段階で卒業してしまう子がほとんどといった結果に!

ちなみに、ベビーカーA型を使わなくなる主な理由はこちら。

  • 子供が乗るのを嫌がる
  • 重くて大きいから持ち運びが大変
  • ベビーカーB型へ切り替えたため

「生後1ヶ月から3歳まで使えるなら、ベビーカーA型の方が絶対に良いじゃん!」と安易に購入してしまうと後悔する可能性も…。

本当に必要かどうか、しっかりと見極めてくださいね。

B型の方が長く使える!

じゃあ、ベビーカーA型は買わない方がいいかなぁ…?

確かに、1年も使わないならちょっともったいない気がしますよね…。

実際、生後7ヶ月までは抱っこ紐で頑張って、時期が来たらベビーカーB型を買うといった方法を取るママパパもたくさんいます。

少しでもベビーカーA型を購入することに抵抗があるのであれば、生後7ヶ月まで我慢するのもアリ!

いざとなったらレンタルという選択肢もあるので、本当に買うべきかどうかゆっくり考えてみても良いかもしれませんね。

【まとめ】抱っこ紐とベビーカーどっちが必要かは人それぞれ!

要点のまとめ

抱っこ紐とベビーカーだと、どちらかと言えば「ベビーカー使わない派」の方が多い傾向です。

ただ、抱っこ紐もベビーカーもそれぞれメリット・デメリットがあるため、どちらが良いかはライフスタイルによっても異なります。

【こんな人は抱っこ紐を使わないかも!】

  • 肩こりや腰痛持ち
  • お子さんの月齢がある程度進んでいる

【こんな人はベビーカーを使わないかも!】

  • 車で移動することが多い
  • エレベーターのないアパートや団地に住んでいる
  • 電車やバスを利用することが多い
  • 家が狭い

どっちが良いか迷ってる人は、「どういった時に使いたいのか」に着目してみましょう

ちなみに、筆者は抱っこ紐とベビーカーどちらかも持っていますが、どちらかと言えば「ベビーカー使わない派」です。

ベビーカーは便利だけど邪魔になるシーンも多いので、抱っこ紐さえあれば十分だなと感じることが多い気がします。

とはいえ、感じ方は人それぞれ。

抱っこ紐とベビーカーどちらがより自分のライフスタイルにマッチしているのか、この機会にぜひチェックしてみてくださいね♪

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