出産・子育て

共働きで子育ては無理ゲーだと感じるのはどんな時?きつい時期はいつまで?本音を調査!

共働きで子育ては無理ゲーってホント?

夫婦で共働きしながら子育てをするのってなかなかハードですよね。

中には「毎日しんどい」「こんなの無理ゲーだ」と感じて、仕方がなく仕事を辞めてしまったりパートに切り替える女性もたくさんいるようです。

実際、共働きで子育ては本当に無理ゲーなのでしょうか。

そこで今回、共働き世帯の本音を徹底調査!

いろいろ調べてみると、「共働きで子育ては無理ゲーだ!」と感じる人にはある程度共通点があることがわかりました。

共通点がわかるだけでも対策が講じやすくなるかも!限界が訪れる前に、今すぐチェックしてみましょう。

この記事では

  • 共働きの子育てが無理ゲーだと感じてしまう瞬間
  • 共働きの子育てがしんどい時期はいつまで?
  • 共働きを上手に続けるコツ

についてまとめています。

共働きで子育てするのがきついと感じている人は、ぜひ目を通してみてください♪

共働きで子育ては無理ゲーだと感じるのはどんな時?

朝早くから家事や育児をこなして仕事、仕事が終わった後はまた家事に育児に大忙し。

そんな毎日を過ごしていると「共働きで子育てなんて無理ゲーだ!」と感じてしまうのも仕方がない気がしますよね。

そこで今回は、共働き世帯が「子育て=無理ゲー」と感じるのはどんな時か?を調査!

すると、主にこのような回答が見られました。

  • 保育園や学童保育に入れない
  • パートナーの協力が得られない
  • 子供が体調不良だと仕事を休まなければならなくなる
  • 常に時間に追われ自分の時間を作れない

実際の声も紹介しつつ、詳しく解説していきます。

①保育園や学童保育に入れない

共働き世帯の多くが直面する「保育園(学童)入れない問題」

近年は少しずつ待機児童も解消されていると聞きますが、まだまだ保育園や学童保育の数は充実しているとは言えません。

自治体でもその格差は大きく、「意外とスムーズに入れた」といった人がいる一方で「また保育園落ちた」という嘆きの声も聞かれます。

共働きで子育てを頑張ろうと意気込んだとしても、そもそも保育園や学童保育に入れないんじゃどうしようもないですよね。

そして、特に最近大きな問題となっているのが「小1の壁」です。

保育園は延長保育があるところも多いため、ある程度遅い時間まで子どもを預かってもらうことが出来ますよね。

けれど、学童保育は18時で終了してしまうところがほとんど。

保育園よりも預かり時間が短くなるため、共働きで帰宅が遅い人だと「どうしたらいいんだ!こんなの無理ゲーだよ」と感じてしまうのも仕方がないのかもしれません。

実際に、小1の壁を理由に仕事を諦めてしまうママも多いそうです。

②パートナーの協力が得られない

特に女性側が不満に思うことの多い、「パートナーの協力が得られない」といった状況。

近年では「ワンオペ育児」といった言葉で表されることも多いですよね。

共働きのはずなのに、夫婦の片側にばかり家事や育児の負担がかかってしまうことで「共働き=無理ゲー」と感じる人が多くいるようです。

それがフルタイム共働きだとなおさら。自分ばかりに負担がのしかかったら、正直「何で私だけ…」って思っちゃいますよね…。

③子供が体調不良だと仕事を休まなければならなくなる

子供は、大人と比べて熱を出しやすかったり体調を崩しやすい傾向にあります。

免疫力がまだまだ未熟だから仕方ないとはいえ、頻繁に体調を崩されると「またか…」と脱力してしまう人も少なくないはず。

子供が体調を崩す→仕事を休まざるを得なくなってしまう→職場に迷惑がかかる

1度ならまだしも、これが何度も続いてしまうと「働きながら子育てなんて無理だよ…」とつい弱音をはきたくなってしまいますよね。

育休や看護休暇に寛容な企業が増えてきたとはいえ、まだまだ子持ちへの風当たりは厳しいのが現状。職場に居づらさを感じて退職しちゃう人も多いみたいです。

④常に時間に追われ自分の時間を作れない

共働きで子育てをするママパパの意見として特に多かったのが、「とにかく時間が足りない!」といった声。

家事や育児だけでもハードなのに、そこに仕事まで加わるとなかなか自分の時間を作るのは難しいかもしれませんね。

例えば、フルタイムで働く子育てママのある日のタイムスケジュールがこちらです。

  • 6:00 起床、身支度、洗濯、朝食作りなど
  • 7:00 朝食、片付け、登園準備など
  • 8:00 子供の見送り、出勤
  • 9:00 勤務
  • 17:00 退勤、子供のお迎え
  • 18:00 帰宅、買い物、夕食作りなど
  • 19:00 夕食、片付けなど
  • 20:00 入浴
  • 21:00 寝かしつけ、家事など
  • 22:00 翌日の準備、自由時間
  • 23:00 就寝

このタイムスケジュールを見ただけでも、どれだけハードな一日を過ごしているのかがわかりますね。

子供中心の生活になるのは仕方がないとはいえ、自分の時間が取れない状況が続くとストレスは溜まる一方…。

上手にストレス発散出来るように、何かしら考える必要がありそうです。

気になる疑問【Q&A】

ところで、共働きと専業主婦はどっちが多いの?

2020年時点で、共働き世帯はなんと1173万世帯!

専業主婦世帯の数は462万世帯なので、共働き世帯は約2.5倍も多いんです。

しかも、専業主婦世帯は2002年には849万世帯あったので、18年で約2分の1になったことに…。

ちなみに、フルタイム勤務の女性の数はほぼ横ばいですが、パート勤務の女性は年々増加傾向にあるそうですよ。

参考:内閣府男女共同参画局の「結婚と家族をめぐる基礎データ(令和4年)」

共働きの子育てがしんどい時期はいつまで?

小学校高学年頃にはラクになる

共働きの子育てが大変な時期は、保育園入園~小学校低学年までがピークで、それ以降は徐々に落ち着くとされています。

そのため、子供が小学4年生~5年生になる頃には子育てがラクになったと感じるママやパパが多いようです。

ただ、感じ方は人それぞれ

もう少し早い段階でラクになったと感じる人もいれば、小学5年生以上になっても大変だと感じる人もいます。

  • 仕事の内容
  • パートナーの協力
  • 子供の成長度合い

が大きく関係してくるので、あくまで目安として考えておきましょう。

仕事が多忙だったりワンオペ気味の人だと「ラクになった!」とは感じにくいかも…。

中学受験をする場合は中学生になるまで

中学受験に挑む家庭では、小学校卒業まではしんどい時期が続くと考えておきましょう。

中学受験に挑む場合、

  • 塾への送り迎え
  • 食事管理(夜食など)
  • 子供のモチベーション維持
  • 受験に関する情報の収集
  • 中学校の見学や説明会の参加
  • 各種手続き

などなど、とにかくやることがたくさん!

学習面は塾にお任せできますが、お子さんの体調管理や心のケアは親がしっかりと行う必要があります。

時には子供にストレスをぶつけられることも…。中学受験が終わるまでは、なかなか心も体も休まらないかもしれません。

「無理だった」とならないために!共働きを上手に続ける4つのコツ

「共働きで子育てなんて無理!」と諦める前に、まずは出来ることから少しずつ工夫してみましょう。

大丈夫!なんとかなります!

何をしたら良いの?という人は、これから紹介する4つのコツを1つでも良いのでぜひ実践してみてくださいね。

  • 「上手な手抜き」を日常に取り入れる
  • 夫婦の家事分担割合を見直す
  • お惣菜やネットスーパーを活用する
  • 時短家電や家事代行を利用する

①「上手な手抜き」を日常に取り入れる

共働きの状態で全てを今まで通りこなすのはなかなか難しいですよね。

無理に頑張ろうとすると、精神的にも体力的にもいずれ限界が訪れてしまいます。

まずは「上手な手抜き」を実践してみましょう。

例えば

  • もう一品おかずが欲しいけど、まぁ無くてもいっか
  • しっかり掃除をしたいところだけど、今日はこれくらいにしておこう
  • 洗濯物を畳むのめんどくさいから、ハンガーに引っ掛けたままでいっか

などなど、こんな感じでOK!

「手抜き」は言い方が悪いだけ!ポジティブに言うと「効率化」です。

「やった方が良いことはやらない、やらないとまずいことはやる」といった考えで適度に手抜きをしていければ、気持ちもだいぶ楽になります。

自分の中で優先順位をつけていきましょう♪

②夫婦の家事分担割合を見直す

共働きを続けるためには、夫婦がお互いに協力して家事を分担することが必要不可欠!

どちらか一方の負担が大きいままだと、「共働きで子育て=無理ゲー」状態は一向に改善されません。

内閣府が行った調査によると、家事・育児の分担は「夫4:妻6」の割合が男女ともに満足度が高くなるといった結果になったそうです。

参考:内閣府「家事・育児の分担の満足度」のデータを引用

上記のデータを参考に、家事分担を見直してみるのも良いかもしれないですね♪

まずは

  • 重要だと思う家事をお互いに10個書き出してみる
  • 自分が特に負担に感じている家事に印をつける
  • ①~②を行った上で、家事分担の話し合いを行う

といった流れで、日々の家事や育児の項目を洗い出して、どのように分担していくのが良いのか家族会議を行ってみましょう。

お互いにやりたくない家事ワースト3などをあげてみるのもGoodです♪

③お惣菜やネットスーパーを活用する

家事の中で料理が一番めんどくさいと感じる人はかなり多いのではないでしょうか。

献立を考えるところから始まり、食材の買い出しや下準備などなど…やることが多すぎて疲れてしまいますよね。

そんな時は、やはり手抜きが一番!頑張る必要はありません。

今日の夕飯はお惣菜で済ませてしまいませんか?

買い出しもネットスーパーを活用すれば、わざわざ足を運ぶ必要もないのでかなりの時短になります。

おすすめのネットスーパー

おうちでイオン(イオンネットスーパー)

「おうちでイオン(イオンネットスーパー)」は、全国に店舗を展開しているため配送エリアがとにかく広いのが特徴。

特に地方在住の人にはぜひチェックして欲しいネットスーパーです。

食材はもちろん、日用品や雑貨などの品ぞろえも豊富で、いろいろな商品を選ぶことが出来ますよ。

配送料金地域によって異なる
最低注文金額店舗によって異なる
配達時間8時~22時(店舗によって異なる)

おうちでイオン 公式サイト

Rakuten SEIYU ネットスーパー

生鮮食品から日用品まで「西友」の店舗と変わらない品揃えが人気です。

配送エリアは17都道府県と比較的多く、西友の各店舗や物流センターから商品が配送されます。

5,500円以上の買い物で送料無料になるのも嬉しいポイントです♪

配送料金330円(5,500円以上の買い物で送料無料)
最低注文金額1,500円以上
配達時間10時~22時(店舗によって異なる)

Rakuten SEIYU ネットスーパー公式サイト

④時短家電や家事代行を利用する

共働きで働く女性の家事時間は、大体2~4時間程度と言われています。

これでは自由な時間なんてなかなか取れそうにないですよね。

「家事の負担を少しでも減らしたい!」そんな人は、時短家電に頼ることも検討してみましょう。

時短家電を導入するだけで、時間にゆとりが持てるようになって心に余裕が生まれますよ♪

ちなみに、共働き世帯におすすめの時短家電ベスト3はこちら!

おすすめの時短家電Best3

  • 食洗機
  • 調理家電(電気圧力鍋や電気無水鍋など)
  • お掃除ロボット

おすすめ①食洗機

食事の後片付けをやらないわけにはいかないけど、食器洗いは時間もかかるしめんどくさい…。

けれど、食洗機があればスイッチを押すだけで一気に食器を洗浄できるので、共働き世帯には特に手に取ってほしい時短家電です。

値段は高めですが、買って損なしの家電♪私も食洗機にはかなりお世話になってます!

おすすめは「パナソニックの据え置き型食洗機」。サイズは大きめですが、工事不要で使うことが出来ますよ。

おすすめ②調理家電(電気圧力鍋や自動調理鍋など)

時間がかかる&めんどくさい家事ワースト1位といえば、やっぱり料理ですよね。

献立を考えるところから始まり、食材の買い出し、下準備などなど、料理はやることがとにかく多い!

子供の様子も見ないといけないし、出来るならどんどん手抜きをしていきたいところ…。

そこでおすすめなのが、電気圧力鍋や自動調理鍋などの調理家電です。

材料を放り込んでボタンを押したらあとは出来上がりを待つだけなので、料理が苦手な人でもパパっと調理することが出来ちゃいます。

料理はパートナー任せだという人!「料理は苦手だから…」は通用しませんよ~♪

おすすめは「シャープ ヘルシオ ホットクック」。無水&自動調理だから、ほったらかしOK!

おすすめ③お掃除ロボット

部屋をキレイに保ちたい気持ちはあるけど、毎日の掃除って結構大変ですよね。

共働きだとなかなか時間がとれないし、かといって夜中に掃除機をかけるのは近所迷惑にもなりかねない…。

そんな人は、ボタン一つで掃除が出来るお掃除ロボットを活用してみてはいかがでしょうか。

外出中、手放しで床をキレイにしてくれるお掃除ロボットは時短家電の定番!掃除機をかけるめんどくささから一気に解放されます。

お掃除ロボットと聞いて「ルンバ」を想像する人も多いと思いますが、ルンバ以外にも高性能で安い掃除ロボットはたくさんあります!ネームバリューだけで購入を決めず、機能面をしっかり確認して選んでくださいね♪

おすすめは「ECOVACS(エコバックス)DEEBOT N8+ ロボット掃除機」。1台で吸引と水拭きを同時に行ってくれて、ゴミも自動的に排出!「買って良かった」の口コミが多いロボット掃除機です。

家事代行や子育てサポートもチェック!

他にも、家事代行サービスや子育てサポートを頼んでみるのもおすすめ!

このようなサービスを利用すれば、一時的ではあるものの家事へのストレスから解放されます。

けど家事代行サービスって価格が高くない?そんなにお金は出せないなぁ…。

自治体が発行する「子育て支援パスポート」は確認してみましたか?家事代行サービスの助成を行っている自治体もたくさんありますよ♪

例えば、

  • ORIONクリーン(東京や千葉など)…子育て支援パスポートの提示で、すべてのメニューが初回利用時500円引き
  • 家事代行ミッシェル・ホームサービス(大阪)…子育て支援パスポート提示で、初月サービス利用料金を20%割引
  • 家事代行ほのや(鳥取県)…子育て支援パスポートの提示で、利用料金より5%値引き

などなど、子育て支援パスポートを提示するだけで割引が受けられるサービスもあります。

自分の住む地域ではどんなサポートが受けられるのか、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

【まとめ】共働きで子育ては頑張らない!「手抜き」を心掛けましょう

要点のまとめ

共働き世帯は、

  • 保育園や学童保育に入れない
  • パートナーの協力が得られない
  • 子供が体調不良だと仕事を休まなければならなくなる
  • 常に時間に追われ自分の時間を作れない

といった時に「子育て=無理ゲー」と感じることが多いようです。

また、共働きの子育てがしんどい時期は大体小学校高学年くらいまで。

それ以降は少しずつ手が離れることも多くなるため、自分の時間を取りやすくなる傾向にあります。

共働きだとお金には多少余裕が出来るものの、なかなか時間が取れずに苦労することも多いですよね。

「共働きが辛くてもう限界だ!」そんな人は、無理に頑張らず一度仕事内容を見直してみるのも一つの手です。

お子さんに手がかからなくなったら、少しずつ自分の時間を取り戻してみるのも良いかもしれませんね。

-出産・子育て