今回は、子どもサイズのマントの作り方を紹介します!
ウルトラマン大好きな息子のために、子どもサイズのレジェンドウルトラマン(ウルトラ6兄弟)のマントを作ってみました。
初心者でも簡単に作ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
マントの作り方【STEP1】
型紙を作ろう
型紙は無料でダウンロードできます。
型紙は縮尺1/4で作成しているので、拡大して印刷してください。
型紙のサイズは100(大体3歳~4歳くらい)で作っています。
型紙には縫いしろ1cmが含まれていますが、縫いしろ1cmじゃ不安な人は大きめにカットして使ってくださいね。
印刷したら線に合わせてカットし、テープやのりで貼り付ければ型紙は完成です。
自分で型紙を作ってみたい人は、下の製図を参考にしてみてください♪
材料を準備しよう
今回は、ウルトラマンに登場する「ウルトラ6兄弟」のマントを作るので、下記の材料を準備しました。
材料
- 布(サテン/赤) 1m(92cm巾)
- 布(サテン/シルバー) 1m(92cm巾)
- ミシン糸(赤) 1個
- 接着芯 20cm
- ボタン(シルバー) 2個
- チェーン
「サテン」は、光沢がありツルツルとした触り心地が特徴の生地なので、ウルトラマンのマントにぴったり!
布は1mくらいで足りると思いますが、不安な人や大きめに作りたい人はもう少し多めに買っておくと安心です。
ミシン糸は、シャッペスパンの12番(赤)がおすすめ。
接着芯は、布に張りを持たせたり型くずれを防いだりするものです。
今回は襟の部分に使いますが、無くても一応作ることはできます。ただ、あった方が仕上がりはキレイです。
ボタンや胸元のチェーンは何でもOKですが、私は手っ取り早く100均で買いました。
材料は、全部合わせて2000円くらいで揃いますよ♪
マントの作り方【STEP2】
前身頃と後身頃をカットしよう
材料
布(サテン/赤)必要なパーツ
- 前身頃 2枚
- 後身頃 1枚
- 衿① 2枚
- 衿② 2枚
前身頃は、左右で各1枚(合計2枚)、後身頃は、生地を二つ折りにした折り目の部分に中心線を合わせて1枚カットします。
合印を付けるのを忘れずに!
合印とは、例えば前身頃と後身頃を縫い合わせる時に、「前と後ろでここは必ず合うよ」という目印みたいなもの。
縫いしろ部分に5mmくらいの切れ込みを入れておいたり、チャコペンで印をつけておくのがおすすめです!
衿①と衿②も、生地を二つ折りにした折り目の部分に中心線を合わせて、表用と裏用で各1枚カットします。
材料
布(サテン/シルバー)必要なパーツ
- 前身頃 2枚
- 後身頃 1枚
前身頃は、左右で各1枚(合計2枚)、後身頃は、生地を二つ折りにした折り目の部分に中心線を合わせて1枚カットします。
衿はマント用と接着芯用をカットしよう
衿①と衿②を、生地を二つ折りにした折り目の部分に中心線を合わせて、表用と裏用で各1枚カットします。
カットした全パーツがこちら↓
※前身頃は重なっているだけで、各色2枚ずつちゃんとあります。
カットした接着芯は、衿の裏面にアイロンで接着しておきましょう。
マントの作り方【STEP3】
縫い方の手順
1.マントの前身頃と後身頃の重ね、脇を縫います。
下の画像を参考に、同じ色の線同士を縫い合わせます。
布は中が表、合印は必ずズレないようにしましょう。
縫い終わったら、アイロンで縫い代を割ります。
カーブの部分は縫い代に切り込みを入れると、縫い代が割りやすく仕上がりがキレイです。
2.マントの表布(赤)と裏布(シルバー)を重ね、前中心を縫います。
表布(赤)と裏布(シルバー)を、中が表になるように重ねて、同じ色の線同士を縫い合わせます。
縫い終わったら、アイロンで縫い代を割ります。
3.衿①と衿②を、縫い合わせます。
衿①と衿②を、中が表になるように重ねて、同じ色の線同士を縫い合わせます。
カーブの部分は縫い代に切り込みを入れると、縫い代が割りやすく仕上がりがキレイです。
縫い終わったら、アイロンで縫い代を割ります。
4.表用と裏用の衿を重ねて縫います。
表用の衿と裏用の衿を、中が表になるように重ね、左右と上を縫います。
縫い終えたら表裏をひっくり返し、しっかりとアイロンをかけます。
縫い代を重ねて少し縫っておくと、衿のズレが起きないのでおすすめです。(下記画像の黄色で囲った部分)
5.マントと衿を縫い合わせます。
表布(赤)、衿、裏布(シルバー)の順に生地を重ねて縫います。
重ねた布はとてもズレやすいので、布が噛んで(グシャっとなって)しまうことがあります。合印をしっかりと合わせ、焦らずゆっくりと縫いましょう。
マントと衿を縫い合わせたらひっくり返し、マントと衿を縫い合わせた部分(黄色い線)からマント側に2㎜下げたところにミシンをかけます。
6.マントの裾を縫い合わせます。
表布(赤)と裏布(シルバー)を合わせ、裾を縫います。
縫った後にひっくり返すので、裾の真ん中あたりは10㎝程度開けておきましょう。
7.マントの裾を手縫いで塞ぎます。
裾を縫った際に10㎝程度開けた部分(下の画像の赤い丸)は、手縫いで塞ぎます。
8.ボタンとチェーンを付けて完成。
ボタンを手縫いで取り付け、チェーンをかければ完成です。
マント作りのポイント
気を付けたいポイント
- 1つの工程が終わるたびにアイロンをかける
- 合印は絶対に合わせる
- 焦らずゆっくりと縫う
上記のポイントさえ押さえておけば、誰でもキレイなマントを作ることができます。
ちなみに、うちの子が着たらこんな感じです。
着せた後に「もう少し広がりが欲しかったなぁ」と若干納得いってない部分もありますが、子どもは大喜びだったので良しとしました(笑)
もう少し広がりが欲しい人は、型紙をアレンジしてみてください。
まとめ
今回作ったもの | 子ども用マント |
サイズ | 100 |
製作時間(目安) | 3時間程度 |
材料費 | 1800円程度 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
ウルトラマン以外にも、さまざまなキャラクターに応用できると思います。
初心者でも比較的簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。