おむつがはずれる時期っていつ頃?
おむつの卒業時期は人それぞれだとわかっているものの、平均年齢や卒業の目安はやっぱり気になりますよね。
「うちの子はもうおむつはずれたよ」なんて友人や知り合いに言われた日には、焦りや不安を感じてしまうママパパもいるのではないでしょうか。
おむつはずれの時期は人によりますが、
平均年齢は大体2歳半~3歳半頃です。
うちの子も、おむつは3歳頃には卒業しました♪
ただ、1歳半頃に卒業してしまう子もいれば、4歳を過ぎてもなかなかおむつがはずれない子もいて、おむつはずれの時期にはかなりのばらつきがあります。
けれど、焦る必要はありません!
おむつはずれのコツについても後ほど紹介するので、お子さんのペースに合わせて少しずつ進めてみましょう。
この記事では
- おむつはずれの平均年齢はどれくらい?
- おむつはずれが早い子と遅い子の特徴
- おむつ卒業のコツ4選
についてまとめています。
おむつはずれの時期に悩んでいるママパパは、ぜひ参考にしてみてください。
おむつはずれの平均年齢はどれくらい?
おむつはずれの平均年齢は大体2歳半~3歳半くらい
おむつはずれの平均年齢がある程度わかっていると、我が子が早いのか遅いのかがわかるし目標も立てやすいですよね。
そこで今回、「おむつはずれは何歳くらいだったか?」について、SNSやYahoo知恵袋、子育てアプリなどで調査!
先輩ママ33名の声を基に、おむつはずれの平均年齢をグラフ化してみました。
一番多かったのが3歳、次に3歳半、2歳半と続く結果に。
おむつはずれは、大体2歳半~3歳半くらいだった家庭が多いようですね。
ただ、中には「1歳半にはもう卒業したよ!」「うちの子は5歳になっても卒業できなかった…」なんて声もあるので、おむつはずれの時期にはかなりばらつきがあるようです。
夜間のおむつはずれは4歳~5歳くらいが多い
おむつはずれは2歳半~3歳半くらいが多いようですが、それは日中の話。
調べたところ、夜間も含めた完全なおむつはずれは+1歳~2歳くらいの家庭が多いようです。
夜間のおむつはずれが遅れる理由は、ご想像の通り「おねしょ」にあります。
日中はすぐにトイレに行けるけれど、夜間はなかなか難しいですよね。
そのため「日中はパンツだけど、寝る時はまだおむつで良いよね」といった考えから、夜間のおむつはずれが先延ばしになる傾向にあるようです。
おねしょはいつまで続く?
子供は大人と比べ膀胱が小さいため、尿を長時間溜めることが出来ません。
2歳~3歳頃になると排泄器官が整ってきますが、まだまだ未熟です。
子供によって違いもありますが、大体4歳~5歳頃になると膀胱の働きも安定してくるので、おねしょをしなくなる子が増えてきます。
昔は1歳~2歳くらいが平均だった
今でこそおむつはずれの平均年齢は2歳半~3歳半頃ですが、一昔前は1歳~2歳頃にはおむつを卒業していた子が多かったそうです。
その理由は、主にこの2つ。
- 布おむつを洗うのが億劫だった
- 大きな子供におむつを履かせるのは心身ともに影響があるという考えが根強い
昔は布おむつが主流だったため、お漏らしがあるとその都度洗っては干しを繰り返していました。
そのため、「おむつを洗うのがめんどくさいから、早くおむつを卒業してほしい!」と考える人が多かったようです。
当時は「おむつを卒業させない=可哀想」といった考えを持つ人も多かったのだとか。自分のペースでっていうのはなかなか難しい時代だったみたいですね。
おむつはずれが早い子と遅い子の特徴
おむつはずれが早い子と遅い子、一体何が違うのでしょうか。
早い子遅い子、それぞれ主に3つの特徴があるので解説します!
ところで「おむつはずれが早い子は賢い」って聞いたんだけど、それってホント?
おむつはずれと頭の良し悪しは関係ありません!膀胱の成長は人それぞれだし、育つ環境によって違うだけ。気にしなくて大丈夫ですよ♪
おむつはずれが早い子3つの特徴
- 歳の近い兄姉がいる
- 保育園に通っている
- 早い時期からトイレトレーニングを始めてる
①歳の近い兄姉がいる
下の子は上の子をよく見ています。
歳の近いお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合、兄姉がトイレで用を足す姿やお漏らししてしまう姿などを目の当たりにしているので、早い時期から「どうすれば良いか」が自然と身に付く傾向にあります。
ママやパパも上の子のおむつはずれの経験があるので、要領がわかっているといった点もおむつはずれを早期で終わらせられる要因でもあるみたいですよ♪
②保育園に通っている
保育園では、ほとんどの場合2歳児クラスになるとトイレトレーニングが始まります(1歳児クラスから始める保育園もあります)。
お漏らしを経験したり、他の子たちがおむつを卒業していく姿を見たり、保育園に通う子供はさまざまな刺激を受けます。
中には上手に出来ずに泣いてしまう子も…。
ただ、自宅と違って保育園では甘えが通用しません。「おむつ履きたい」も聞き入れてもらえません。
基本的にはパンツで過ごすことになるため、その結果早くおむつを卒業することが出来るようです。
③早い時期からトイレトレーニングを始めてる
早い時期から「おしっこやうんちはトイレでするもの」と教えていくだけでも、おむつはずれは早く出来る傾向にあります。
ママやパパがおむつ卒業に積極的であるかは重要なポイント。
- おむつ代がバカにならないから
- おむつ替えがめんどくさいから
- 幼稚園に通わせる前にはおむつを卒業させたかったから
など、早い時期からトイレトレーニングを始める理由はさまざまですが、やはり積極性があるかないかでも結果は違ってくるようです。
「毎日おまるに座らせるところから始めた」というママも多いみたいですよ♪
おむつはずれが遅い子3つの特徴
- 言葉の発達が遅れ気味
- おしっこの間隔が短い
- 親がおむつ卒業をあまり焦っていない
①言葉の発達が遅れ気味
おむつ卒業を目指すうえで重要になるのが「子供と意思疎通が取れるかどうか」といった点です。
意思疎通が取れないと、トイレのタイミングなんてわからないですよね。
「トイレ行きたい」「おしっこ出そう」と言葉にして伝えることが出来ない間は、おむつはずれはなかなか難しいかもしれません。
言葉の発達には、
- 聴く力
- 理解する力
- 真似する力
が必要となるので、言葉の発達に不安がある場合は五感を刺激するような遊びをさせてあげるようにしましょう。
仕掛け絵本などは五感を刺激するのにおすすめです♪
②おしっこをしっかり溜めることが出来ない
おむつはずれが遅い子は、ただ単に膀胱の成長が遅い可能性もあります。
ほとんどの場合、排泄器官は2歳頃には整うと言われていて、その頃には膀胱におしっこを溜めることが出来るようになります。
ただ個人差もあるので、中には2歳を過ぎてもおしっこを溜めることが出来ない子も。
おしっこがしっかり溜まらないと尿意を感じにくいので、膀胱が成長するまではなかなかおむつはずれは難しいかもしれません。
ただ、焦りは禁物。
いずれは膀胱もきちんと成長するので、気長に待ちましょう。
③親がおむつ卒業をあまり焦っていない
ママやパパがあまりおむつ卒業を急いでいなかったり焦りを感じていない場合、おむつはずれは遅くなる傾向にあります。
おむつ卒業に積極的でない場合、
- めんどくさいから今日はおむつでいいや
- まぁいつか出来るようになるでしょ
といった気持ちになりやすいので、その分おむつはずれは遠退きます。
短い期間で終わらせたい場合は、やはり毎日トイレトレーニングを行う必要があります。
おむつ卒業のコツ4選
トイトレを始めるなら1歳半~2歳の夏がおすすめ
「トイレトレーニングは夏が勝負!」と聞いたことある人もいるのではないでしょうか。
必ずしも1歳半~2歳に始めなければならないというわけではありませんが、実際に夏がチャンスなのは確かです。
なぜ夏なのか、その理由は
- 薄着の季節なので脱ぎ着が楽
- 寒いと服を脱ぐのを嫌がる
- 洗濯物が乾きやすい
といった点です。
ベネッセが行ったアンケート調査によると、約8割のママが春から夏にかけておむつはずれを始めているそうです。
※2013年4月実施 3~6歳のお子さまをお持ちのかたむけ「第一子のオムツはずれ」アンケート(381名回答)
トイトレを開始する時期に悩んでいる人は、春から夏にかけてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
失敗しても怒らない
おむつはずれを目指すうえで切っても切り離せないのがトイレトレーニングですが、苦戦する家庭は非常に多いです。
実際、現在進行形で苦戦しているママパパもいるのではないでしょうか。
トイレトレーニングが上手くいかない日が続くと、どうしてもイライラしてしまいますよね…。
ただ、失敗に対して怒るのは逆効果。
「また怒られるかもしれない」と子供が委縮してしまい、おむつはずれが遠退いてしまう可能性があります。
ポイント
とはいえ、イライラする気持ちを抑えるのはなかなか難しかったりもしますよね。
そんな時は、一度大きく深呼吸して「まぁいっか」と声に出してみてください。
少しではありますが怒りを抑えることが出来ますよ。
トレーニング用パンツはあえて使わない
トイトレにはトレーニング用パンツが必要だと思っていませんか?
その先入観、捨てちゃってOKです。トレーニング用パンツは必要ありません。
実は、トレーニング用パンツには
- 使う時期が短い
- 結局漏れる
- 濡れた感覚を感じにくい
- 厚手なものが多いため乾きにくい
といったデメリットがあり、実際に買ったものの使わなかった(または数回しか使わなかった)というママパパは非常に多いです。
我が家も、結局2~3回程度しか使いませんでしたよ~。
特に、トイトレでは「濡れた感覚を不快だと感じさせる」のが重要なポイントでもあるので、使うのは普通のパンツの方がおすすめです。
夜に無理やり起こしてトイレに行くのはNG
トイレのためにわざわざ夜起こす必要はありません。
夜に無理やり起こしてしまうと、生活リズムが崩れてしまう可能性があります。
夜のおむつに関しては、そこまで急いで行う必要はないので大丈夫!
お漏らしが心配で不眠気味になってしまったり、熟睡出来なくなってしまうのは子供の体に良くありません。
夜のおむつはずれは、子供の成長を待ってから行うようにしましょう。
【まとめ】おむつ卒業は焦らずお子さんのペースでOK!
要点のまとめ
おむつはずれの時期は人によりますが、平均年齢は大体2歳半~3歳半頃。
ただ、1歳半頃に卒業してしまう子もいれば、4歳を過ぎてもなかなかおむつがはずれない子もいて、おむつはずれの時期にはかなりのばらつきがあります。
おむつはずれの早い子遅い子には、それぞれこのような特徴があります。
【おむつはずれが早い子の特徴】
- 歳の近い兄姉がいる
- 保育園に通っている
- 早い時期からトイレトレーニングを始めてる
【おむつはずれが遅い子の特徴】
- 言葉の発達が遅れ気味
- おしっこの間隔が短い
- 親がおむつ卒業をあまり焦っていない
必ずしもこの特徴にすべての子供が該当するわけではありません。
おむつはずれがなかなか進まないと焦りや不安を感じてしまいますよね。
けれど、おむつの卒業時期は個人差があるのでそこまで心配しなくて大丈夫!
お子さんのペースで少しずつ進めてあげてくださいね。