離乳食に豆腐を使いたいんだけど、余った分ってどう保存すればいいの?冷凍しちゃっても大丈夫なのかなぁ。
栄養価が高く離乳食にも取り入れやすい豆腐ですが、1丁まるごと使い切るのって難しいですよね。
- 「ほんの少し使いたいだけなのに…」
- 「残った豆腐はどう保存したらいいんだろう」
なんて思っている人も多いのではないでしょうか?
結論を言うと
豆腐は、基本的には冷凍保存に不向きな食材なので、冷蔵で保存するのがおすすめ。
豆腐を冷凍すると、ボソボソとした食感になってしまいます。
ただし、
- ペースト状にする
- 木綿豆腐を使う
といった方法であれば、冷凍保存することが可能です。
冷凍する際に注意すべきポイントをしっかりと把握し、美味しい離乳食を作ってあげましょう♪
この記事では
- 離乳食に使う豆腐はどうやって保存する?
- 離乳食で豆腐をあげるときの注意点
- 離乳食におすすめ!豆腐レシピ4選
上記の内容で、豆腐の保存方法や離乳食の進め方などを解説します。
離乳食の豆腐はどうやって保存する?
豆腐は冷凍保存することができる
豆腐は栄養価が高いため、離乳食には積極的に取り入れていきたい食材です。
ただ、離乳食だけで豆腐を1丁全て使いきるのって難しいですよね。
「そんなときは冷凍保存が便利!」…と、言いたいところなのですが、
離乳食に使う豆腐に限って言えば、そのまま冷凍するのはあまりおすすめできません。
豆腐は、冷凍するとボソボソとした食感になってしまうため、離乳食には不向きなんです。
そのため、豆腐は基本的には冷蔵で保存するようにしましょう。
ただし
- ペースト状にする
- 木綿豆腐を使う
といった方法であれば、冷凍で保存することができます。
保存するときのポイント
冷蔵保存・冷凍保存のポイントをまとめましたので、参考にしてください。
冷蔵保存
使い切れずに余った豆腐は、下記の手順で保存することができます。
冷蔵保存の仕方
- 入っていたパックから豆腐を取り出す
- 清潔なタッパーに豆腐を移し替える
- 豆腐に被る程度の水を注ぐ(ひたひたになるまで)
- ふたをして冷蔵庫で保存する
消費期限は未開封のものでだいたい1週間程度ですが、一度取り出した豆腐は2~3日以内には食べきるようにしてください。
消費期限が近い場合は、一度ゆでてから保存するといいですよ!
また、タッパー内の水は毎日取り替えるようにしましょう。
冷凍保存
豆腐は冷凍することができますが、食感は大きく変わります。
そのため、冷凍保存は木綿豆腐を使用するか豆腐のペーストを作るようにしてください。
冷凍保存の手順は下記の通りです。
冷凍保存の仕方
- 使いやすい大きさにカットする
- キッチンペーパーで水気を拭き取る
- フリーザーバッグや保存容器に入れ、冷凍庫で保存する
1丁まるごと冷凍する場合は、パックごと冷凍庫に入れても大丈夫です。
また、解凍するときはレンジなどは使わず、自然解凍で行うようにしてください。
豆腐ペーストの作り方
豆腐ペーストは、舌触りがなめらかな絹ごし豆腐で作るのがおすすめです。
ただ、冷凍をすると若干なめらかさが失われ、ザラザラとした舌触りになります。
そのまま食べるよりも、お粥などに混ぜたりとろみをつけてあげると、赤ちゃんも食べやすくなりますので試してみてください。
豆腐ペーストの作り方
- 沸騰したお湯に絹ごし豆腐を入れる
- 30秒程度ゆでたらお湯を切る
- なるべく熱いうちに細かい網で裏ごしする
- 湯冷ましを少しずつ加えながらペースト状にする
ペースト状にした豆腐は、小分け容器などに入れて冷凍保存しておくと便利です。
離乳食で豆腐をあげるときの注意点
豆腐はいつからあげていい?
豆腐は、離乳食初期から始めることができます。
お粥から始めて、大体2~3週間が経過した頃から豆腐の離乳食を始めるのがベスト。
下記の表を目安に、まずはひとさじから始め、少しずつ量を増やしていきましょう。
離乳食 初期 | 5~10g | ヨーグルトのような固さ |
離乳食 中期 | 30~40g | 舌でつぶせる固さ |
離乳食 後期 | 40~50g | 歯茎でつぶせる固さ |
離乳食 完了期 | 50~60g | 歯茎でかみかみできる固さ |
最初のうちは絹ごし豆腐を使い、木綿豆腐は離乳食後期以降にあげるといいですよ。
離乳食で使う豆腐の選び方
赤ちゃんに用意する豆腐は、できる限り下記の条件を満たしたものを選びましょう。
- 国産大豆100%である
- 遺伝子組み換えでない
- 天然のにがりを使用している
- 消泡剤が入っていない
赤ちゃんが安全に食べられるように、豆腐を買うときはしっかりとパッケージを確認したいですね。
アレルギーに注意
豆腐は大豆製品のため、大豆のアレルギーをもつ赤ちゃんはアレルギーを起こします。
アレルギーといっても症状はさまざま。
湿疹が出る程度で済む場合もあれば、呼吸困難やアナフィラキシーショックといった命に係わる症状が出る場合もあります。
初めて豆腐をあげる際は
- 病院が開院している曜日・時間で行う
- 極少量をあたえて様子を見る
このような点に注意し、慎重に進めるようにしましょう。
離乳食におすすめ!作り置き豆腐レシピ4選
【離乳食初期】人参と豆腐のとろとろ煮
材料
- 人参のすりおろし 大さじ1
- 豆腐 大さじ1~2
- 和風だし 大さじ2
- 片栗粉 小さじ1/4
- 水 小さじ1
豆腐が苦手な子でも人参が苦手な子でも食べやすい味です。
和風だしのほか、コンソメ風味の野菜スープだしで作るのもおすすめ。
詳しいレシピはこちら↓
*離乳食初期*人参と豆腐のトロトロ煮 by kazchio【離乳食中期】豆腐の卵とじ
材料
- 卵黄 1個
- 豆腐 50g
- 玉ねぎ(中)1/8個
- しょうゆ 小さじ1/2
- かつおぶし 1g
豆腐と卵でしっかりとたんぱく質が摂れる、栄養たっぷりの離乳食です。
玉ねぎの甘みとだしの旨みで、豆腐が苦手な子でも食べやすい味付けです。
詳しいレシピはこちら↓
離乳食中期~赤ちゃん大好きお豆腐の卵とじ by ふなこ55
【離乳食後期】野菜たっぷり豆腐ハンバーグ
材料
- 豆腐 150g
- 鶏ひき肉 150g
- ミックスベジタブル 50g
- 片栗粉 適量
手づかみの練習にちょうど良い豆腐のハンバーグです。
野菜がたっぷりで栄養満点なので、多めに作って冷凍保存しておくと便利ですよ。
詳しいレシピはこちら↓
離乳食後期〜野菜たっぷりハンバーグ by 二児のズボラママ【離乳食完了期】豆腐ホットケーキ
材料
- 豆腐 150g
- ホットケーキミックス 150g
- 水または牛乳 50cc
豆腐入りのふわふわもちもちなパンケーキです。
ちなみに我が家では、ほうれん草のペーストやピーマンのみじん切りなど、いろいろな野菜を混ぜて作ってました。
詳しいレシピはこちら↓
離乳食 後期 とうふホットケーキ♪ by どこまでもかあちゃん【まとめ】豆腐の余りは冷凍保存しておきましょう
要点のまとめ
豆腐は、基本的には冷凍保存に不向きです。
ただし、
- ペースト状にする
- 木綿豆腐を使う
といった処理をすることで冷凍することが可能となります。
豆腐は栄養価が高く、離乳食初期から食べることのできる貴重なたんぱく源です。
赤ちゃんが好んで食べてくれるように、いろいろと工夫して積極的に取り入れていきましょう。