うちでは親はベッド、赤ちゃんは布団で寝ているんだけど、これって大丈夫?
赤ちゃんの寝室問題は、どの家庭でも一度はぶつかる悩みですよね。
- 「ベビーベッドを置く場所がない」
- 「ベッドで一緒に添い寝だと転落や窒息が心配」
などなど、事情によって「親はベッド赤ちゃんは布団」といった方法を選択せざるを得ない家庭もあると思います。
けれど、安心してください。
「親はベッド赤ちゃんは布団」でも問題ありません!
赤ちゃんを布団で寝かせることで、ママやパパはベッドでしっかりと体を休められるし、他にもメリットはたくさんあるんですよ♪
ただ、同じようにデメリットもあるので、注意すべき点をしっかりと把握しておく必要があります。
この記事では
- 「親はベッド赤ちゃんは布団」は大丈夫?
- 「親はベッド赤ちゃんは布団」のメリットとデメリット
- 赤ちゃんの快適な寝床対策に!おすすめのグッズ5選
についてまとめています。
赤ちゃんを布団で寝かせようと考えているママパパは、ぜひ参考にしてみてください。
「親はベッド赤ちゃんは布団」は大丈夫?
「親はベッド赤ちゃんは布団」でもOK!
住宅事情により「親はベッド赤ちゃんは布団」を考えたものの、赤ちゃんを布団で一人寝かせるのは少し不安という人も多いのではないでしょうか。
けれど安心してください。
結論を言うと、「親はベッド赤ちゃんは布団」でも大丈夫です!
赤ちゃんの寝室事情を調べてみると、多くの家庭ではベビーベッドや添い寝を選択しているため、正直「親はベッド赤ちゃんは布団」は少数派ではあります。
ただ、赤ちゃんを一人布団に寝かせるのはメリットもあって、決して「やめた方がいい」といった寝かせ方ではありません。
ちなみに、筆者も「親はベッド赤ちゃんは布団」経験者です。ベビーベッドを数ヶ月レンタルしてましたが、レンタル終了後は布団で寝かせてましたよ♪
とはいえ、中には
- 「赤ちゃんを一人で布団に寝かせるなんて可哀想」
- 「親も一緒に布団で寝てあげればいいじゃない」
といった意見を言う人もいます。
ですが、そういった意見はあくまでその人の個人的な見解です。
一緒の空間で寝ているわけだし、日中に親子で楽しく過ごしていれば特に心配はいりません。
布団で寝ることのメリットとデメリットをしっかりと把握し、赤ちゃんの快適な寝室づくりに励みましょう♪
布団で寝かせるならベビー布団より大人用布団がおすすめ
布団で寝かせることを決めたら、「まずはベビー布団を用意しよう」と考える人は少なくないかもしれません。
けれど、ストップ!
どうせならベビー布団ではなく大人用布団を用意しちゃいましょう♪
赤ちゃんの成長はとても早いので、ベビー布団だとすぐに使えなくなってしまう可能性があります。
それならいっそ、大人用布団を用意してしまった方が、買い替えることもないしその後の使い道も広がりますよね。
しかもベビー布団は意外と値が張るので、大人用布団の方が実はお得だったりもします。
個人的には、ニトリの布団セットがおすすめです。値段が安いし、デザインもシンプルなのでどんなお部屋でもマッチしますよ♪
赤ちゃんが大人のベッドで一緒に寝られるのはいつから?
「ある程度したら、大人用のベッドで赤ちゃんも寝かせるつもり」と考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが、いつから寝られる?といった点ですよね。
これに関しては、明確に「何歳から」といった答えはありません。
ただ、一つの目安として
うつ伏せになった時に、自分の意志で首を動かし呼吸をする
といった動作が出来るようなら、大人と同じベッドで寝ても大丈夫と考える人が多いようです。
大人用ベッドで一緒に寝る場合は、必ず転落防止対策を行いましょう。赤ちゃんは寝相が悪いため、予想もしなかった場所から転落することも十分考えられます。
「親はベッド赤ちゃんは布団」のメリットとデメリット
布団には、当然メリットもあればデメリットもあります。
住宅事情によっては布団が不向きな場合もあるので、布団で寝るメリットとデメリットをしっかりとチェックしておきましょう。
メリットとデメリット
- 【メリット①】ママやパパはベッドでしっかり休むことができる
- 【メリット②】転落の心配がない
- 【メリット③】窒息の心配が少ない
- 【メリット④】スペースを取らない
- 【デメリット①】こまめな掃除が必要
- 【デメリット②】冷暖房の効きやすさに差が出る
- 【デメリット③】寝返りやハイハイなどの対策が必要
メリット①ママやパパはベッドでしっかり休むことができる
育児や仕事にお疲れのママやパパにとって、質の良い睡眠は欠かせません。
「親はベッド赤ちゃんは布団」と、寝るスペースをきっちり分けることで、ママパパは寝心地の良い体勢で眠ることが出来ます。
赤ちゃんが産まれたのを機に布団に切り替える人もいますが、体の痛みを感じる人やベッドが恋しいと嘆く声を多く見かけるので、あまりおすすめできません。
う~ん。けどそれだと赤ちゃんだけ布団って可哀想じゃない?親と同じふかふかのベッドで寝かせてあげたいな。
ダメダメ!それは大きな間違いだよー!!
消費者庁でも注意喚起を行っていますが、実はふかふかのベッドは赤ちゃんには不向きなんです。
ふかふかの柔らかい敷き布団、マットレスや枕は、うつぶせになった場合、顔が埋ってしまい、鼻や口が塞がれ、窒息するリスクがあります。
引用元:消費者庁|Vol.529 赤ちゃん用の寝具に適しているのは、ふかふか? それとも固め?
赤ちゃんにとって最良の寝具は、固めの布団なんですよ。
メリット②転落の心配がない
赤ちゃんが大人用ベッドやベビーベッドから転落する事故は、毎年のように起こっています。
消費者庁でも注意喚起を行っていますが、事故は後を絶ちません。
0~1歳児のベッドからの転落事故に御注意ください。頭部を負傷する事故に加え、窒息事故も報告されており、ベビーベッドの安全基準が見直されています。
引用元:消費者庁|消費者への注意喚起
大人用ベッドやベビーベッドでの事故は
- ベビーベッドの柵の上げ忘れによる転落
- 寝返りによって大人用ベッドから転落
- ベッドと壁の間に挟まれて窒息
といったものがあり、命を落とすケースもあります。
その点、布団で寝ていれば転落の危険はないので、比較的安心だと言えます。
メリット③窒息の心配が少ない
メリット①でも少し話しましたが、ふかふかのベッドは赤ちゃんには不向きです。
そのため、赤ちゃんの寝具は固めがベスト。
大人用ベッドなど柔らかい寝具でうつぶせになった場合、顔が埋ってしまい、鼻や口が塞がれ窒息するリスクがあります。
また、「親はベッド赤ちゃんは布団」にすることで、ママやパパが寝返りで赤ちゃんを圧迫してしまうといった危険も回避することが出来ます。
ママやパパは、寝かしつけをする時だけ赤ちゃんのそばに寝転がり、寝たのを確認出来たら自分のベッドに移動するといった方法が理想的です。
メリット④スペースを取らない
ベビーベッドは、ミニサイズでも90×60cm程度の大きさがあるため、それなりのスペースが必要になります。
下記のようなコンパクトに折り畳めるベビーベッドもありますが、実際に毎日折り畳んでいる人はごく少数。
実際は、ほとんどの家庭がベビーベッドをそのままの状態で置いているのが現状です。
けれど、布団の場合は寝るときのみ広げ、普段は畳んで隅に置いておくといったことが出来ます。
狭い部屋でも、布団であれば圧迫感なく快適に過ごすことが出来ますよ♪
デメリット①こまめな掃除が必要
布団は床に近いことから、ホコリや花粉などによる健康被害が心配です。
実は、布団から出た糸くずや綿、羽毛の破片などがホコリの発生元の一つでもあります。
そのため、部屋から完全にホコリを取り除くことはできません。
ホコリや花粉を吸いこむと、のどを痛めたり鼻水が止まらないなどの症状が出る場合があります。
そのため、ホコリを増やさないために
- 毎日掃除機をかける
- 布団を天日干しする
- 部屋の換気を行う
といった対策が必要です。
デメリット②冷暖房の効きやすさに差が出る
冷たい空気は下に溜まりやすく、温かい空気は上に溜まりやすいので、特に冷暖房を使う際は注意する必要があります。
暑いからと冷房の温度を下げると、冷たい風が床に近い布団に流れてしまい、赤ちゃんが冷えすぎてしまう場合も。
逆に、暖房は床へと流れて行かず温かい空気が届かない状態になってしまいます。
風向きを変えたり、扇風機やサーキュレーターなどで空気の流れを作るのがおすすめです。
デメリット③寝返りやハイハイなどの対策が必要
寝返りやハイハイが始まると、赤ちゃんが自ら布団を出て動き回る可能性があります。
ママやパパが気づかぬうちに動き、勝手にドアを開けたり大人用のベッドによじ登ろうとしたりすることも考えられますよね。
そのため、安全対策をきちんと行っておく必要があります。
下記のような対策をしておくと安心ですよ♪
- ドアロックを付ける
- 窓はしっかりと施錠しておく
- 赤ちゃんの手の届く範囲にはなるべく物を置かない
- 家具の角にはコーナーガードを取り付ける
- コンセントカバーを付ける
赤ちゃんの快適な寝床対策に!おすすめのグッズ5選
【布団を強力除湿!】西川 除湿シート
布団の下に敷くだけで、湿気をグングン吸収してくれる西川の除湿シート。
ジメジメする梅雨時期や、暑く寝苦しい夜でも快適に過ごすことが出来ます。
色が変わってお知らせする吸湿センサー付きなので、干し時がすぐにわかってお手入れも簡単ですよ♪
【布団の湿気対策に!】アイリスプラザ すのこマット
通気性抜群で、カビやダニから布団を守ってくれるアイリスプラザのすのこマット。
丈夫な天然木の桐で作られ、吸放湿にも優れているので布団の下に敷くのにピッタリです。
使わない時は丸めて収納OK!重さ4.5㎏なので持ち運びにも便利ですよ♪
【布団の室内干しに!】アイリスオーヤマ 洗濯物干し
布団も洗濯物も干せる、アイリスオーヤマのコンパクト収納物干し。
干すものによって形を変えることができ、使わない時は省スペースで収納することができます。
布団は最大4枚も干すことができるので、家族が多い家庭でも大活躍間違いなしです♪
【赤ちゃんの落下防止に!】Banbaloo 幼児用ベッドガード
マットレスとシーツの間にガードを置くだけで簡単に設置ができる、子供用ベッドガード。
一般的なベビーガードと違い閉塞感を感じないため、赤ちゃんもぐっすり眠ることが出来ます。
ソフトな手触りで凹凸がなく、設置が難しい部品なども一切ありません。
【赤ちゃんとの添い寝に!】Luddy ベッドインベッド
赤ちゃんの寝返り防止はもちろん、ママパパの寝返りからも守ってくれるベッドインベッド。
持ち運びも出来るので、旅行や帰省などでも使うことが出来ますよ♪
使用しない時はコンパクトに保管できるので、場所も取りません。
【まとめ】赤ちゃんにとって快適な寝室づくりを心掛けましょう
要点のまとめ
「親はベッド赤ちゃんは布団」でも問題ありません!
ただし、赤ちゃんを布団で寝かせるのはメリットもデメリットもあります。
注意する点をしっかりと把握し、必要な対策を講じるようにしましょう。
「親はベッド赤ちゃんは布団」のメリットとデメリット
- 【メリット①】ママやパパはベッドでしっかり休むことができる
- 【メリット②】転落の心配がない
- 【メリット③】窒息の心配が少ない
- 【メリット④】スペースを取らない
- 【デメリット①】こまめな掃除が必要
- 【デメリット②】冷暖房の効きやすさに差が出る
- 【デメリット③】寝返りやハイハイなどの対策が必要
赤ちゃんの寝室問題は、ほとんどのママパパが直面する問題です。
赤ちゃんが快適に寝られるように、安全対策は万全にしておきましょう♪