豆椅子っている?いらない?
さまざまな種類のある子供椅子の中でも、比較的安く買うことの出来る豆椅子。
購入を悩んでいる人も多いと思いますが、ふとこんな疑問が湧いてきませんか?
- 「実際、豆椅子って必要なの?」
- 「使い心地や使える期間ってどれくらいなんだろう?」
どうせ買うなら失敗はしたくないし、出来るだけ長く使えるものだとありがたいですよね。
結論から言うと、ローテーブルで過ごすことの多い家庭ではぜひ購入をおすすめします。
豆椅子には価格が安いという他にも
- デザインが豊富
- 子供でも持ち上げられる重さ
- 汚れに強い
といったメリットもあって、「買って良かった」といった声が比較的多いアイテムの一つです。
とはいえ、デメリットがないわけではないので注意!どんなデメリットがあって使える期間はどれくらいなのか、購入前にチェックしておきましょう♪
この記事では
- 豆椅子はいらない?
- 豆椅子はいつからいつまで使える?
- 豆椅子はどこで買うのがおすすめ?
についてまとめています。
購入を悩んでいるママパパは、ぜひ参考にしてみてください♪
豆椅子はいらない?
ローテーブルがある家では豆椅子があると便利
自宅に一般的なダイニングテーブルやハイテーブルしかない場合は、活躍の場はそう多くはないかもしれません。
ローテーブルが無くても「テレビを見る用に」と購入する人も中にはいますが、子供は椅子にじっと座っていられない生き物。
「買う必要はなかった」と感じてしまう場合もあります。
けれど、お子さんがローテーブルで過ごすことが多い場合は、豆椅子があるととても便利!
豆椅子の購入を悩んでいる人は、一つの目安として「家にローテーブルがあるか」で考えてみるのがおすすめです。
豆椅子には、
- 食事を摂る
- テレビを見る
- お絵描きや粘土で遊ぶ
- 洗面所で手を洗う
といった使い道があります。
しかも、豆椅子は比較的長く使うことの出来る椅子でもあるので「コスパも良いし買って良かった」とママやパパからの満足度も高い傾向にあるんですよ。
私も長男のために4~5年前に購入しましたが、今でもバリバリ現役です♪
意外と多い豆椅子のメリット
豆椅子を買う上で「どういったメリットやデメリットがあるのか」という点は誰もが気になるところ。
そこで、豆椅子にはどういったメリットがあるのかを調査!
実際に使ったことのある人の声をまとめると、主にこのようなメリットがあるようです。
- 比較的価格が安い
- デザインが豊富
- 子供でも持ち上げられる重さ
- 汚れに強い
①比較的価格が安い
豆椅子は、大体1,000円程度~高くても3,000円程度で購入することが出来るのも嬉しいポイント。
子供用の椅子はさまざまな種類がありますが、大体このくらいの価格帯で販売されています。
豆椅子 | 1,000円~3,000円程度 |
ハイチェア | 5,000円~15,000円程度 |
ローチェア(バンボなど) | 3,000円~10,000円程度 |
テーブルチェア | 3,000円~10,000円程度 |
豆椅子の安さが際立っているのがわかりますね。
「出来るだけ安く買いたい!」という人には、豆椅子は特におすすめの子供椅子と言えそうです。
②デザインが豊富
豆椅子は柄物やキャラクターものなどデザインの種類が豊富なので、お子さんの好みのものが見つけやすいといった特徴もあります。
ある程度の年齢になってくると、子供は自分で何かを選びたい気持ちが強くなってきます。
ママやパパがさんざん悩んで子供用の椅子を選んだというのに、子供に「ピンクが良かった!」「電車の絵のイスが良い!」なんて言われてしまったら困ってしまいますよね。
豆椅子ならお子さんと一緒に好きなデザインを選ぶことが出来るので、失敗が少なくて済みそうです。
自分で選んだ椅子なら、お子さんも愛着を持って大事にしてくれるかも♪
③子供でも持ち上げられる重さ
豆椅子は重いものでも1.5kg程度と非常に軽いため、お子さん一人でも十分持ち上げる重さです。
ちなみに、子供用の椅子の重さは大体このくらい。
豆椅子 | 1.0kg~1.5kg程度 |
ハイチェア | 5.0kg~10.0kg程度 |
ローチェア(バンボなど) | 1.5kg~5.0kg程度 |
テーブルチェア | 1.0kg~2.0kg程度 |
特にハイチェアなんかは重たいものが多いので、大人でも動かすのが一苦労…。
豆椅子なら、使いたい場所にサッと持って行くことが出来るのでとても便利です。
ただ、軽いがゆえに手押し車のように椅子を動かすことが出来てしまうのが少し難点。床に傷が付くのが嫌な場合は、豆椅子に靴下を履かせるなど対策を考えてみましょう。
④汚れに強い
豆椅子の座面には、水や汚れに強い「PVC」という素材が使われていることが多く、汚れてしまってもサッと拭き取ることが出来ます。
フレームも基本的にはスチールなど金属で作られているため、濡れ拭きOK。
これなら食べこぼしが多くても安心ですよね。
座面が布製の場合もあるので注意してください。
一方で豆椅子にはこんなデメリットも…
豆椅子のデメリットには、主にこのようなものがあります。
- 滑りやすい
- 座るときに音が鳴ってうるさい
- デザインが安っぽい
- 座面が破けてしまう場合がある
ただ、上記のデメリットには効果的な対策法もあります!
それも含めて、ぜひチェックしてみてくださいね。
①滑りやすい
豆椅子は、その軽さゆえに非常に滑りやすいといったデメリットがあります。
子供自ら引きずることも出来てしまうため、気付けば床はキズだらけ…なんてことになる場合も。
他にも、座面に立って遊んでいたら滑って落下してしまうといった事故も毎年発生しています。
対策はコレ!
ホームセンターやネット通販などで椅子足用の滑り止めが売っています。
ただし、滑り止めを装着したとしてもある程度は滑ってしまうため、あくまで床のキズ防止や騒音対策と考えた方が良いかも。
豆椅子は滑るものだと考え、お子さんには
- 豆椅子で遊ばない
- 豆椅子の上には立たない
といったルールを守るように伝えてあげましょう。
手を洗う時に使いたい場合は、必ず大人がそばについてあげるようにしてくださいね。
床のキズ防止や騒音対策に、このようなアイテムも人気です♪
②座るときに音が鳴ってうるさい
豆椅子には座ると音の鳴るものが多く出回っているため、物によっては使っていると「うるさいなぁ…」と感じることもしばしば。
子供は喜びますが、大人はあまり楽しいものではないですよね。
イライラしている時なんかは特に、この音を聞くだけでストレスを感じてしまうことも…。
対策はコレ!
実は豆椅子の音は簡単に消すことが出来るんです!
必要な物は、セロテープのみ。
作業手順
- 座面の裏や側面に笛が付いてることを確認する
- セロテープで空気穴を塞ぐ
たったこれだけで、豆椅子の音を消すことが出来ます。
子供のいたずら防止のため、なるべく粘着性の高いテープを使うのがおすすめです。
ちなみに、笛自体を壊してもOK。マイナスドライバーなどを使えば簡単に取り外すことが出来るので、ぜひ試してみてくださいね♪
③デザインが安っぽい
豆椅子は他の椅子と比べると、人によっては安っぽさを感じてしまうかもしれません。
実際に安いのでこれは仕方がないのですが、買ってから「インテリアの雰囲気に合わないなぁ」と不満を抱いてしまう人も少なくありません。
対策はコレ!
- キャラクターものはなるべく避ける
- インテリアと色味を統一させる
といった方法で、ある程度安っぽさは軽減させることが出来ます。
とはいえ、「アンパンマンの椅子が欲しい!」という子供に「部屋の雰囲気と合わないからダメ」と言うのは少しかわいそうな気がしますよね…。
ここは大人が我慢するのが一番良いのかも…。どうしても安っぽさが嫌なら他の椅子を検討してみましょう。
④座面が破けてしまう場合がある
豆椅子の座面はビニール素材で作られているものが多いため、使っているうちに座面が破けてしまうことがあります。
最初はちょっとした穴程度で済んでいても、子供がそこに指を突っ込んで被害を拡大させてしまうことも…。
対策はコレ!
座面が破けたからといって捨てるのはもったいないですよね。
そんな時は、座面を付け替えてみましょう!
けど付け替えって難しそう…。誰でも出来るものなの?
大丈夫!100均グッズで誰でも簡単に出来ますよ♪
作業手順
- 豆椅子の座面と脚をつなぐネジを外す
- 丸椅子カバーを付ける
- 両面テープでカバーと座面を接着する
- ①で外したネジを付け直す
たったこれだけで付け替え完了です。
座面が破けた時はもちろん、柄やデザインを変えたい人もぜひ試してみてください。
豆椅子はいつからいつまで使える?
豆椅子の対象年齢は大体6ヶ月~3歳頃まで
ブランドによっても多少違いはありますが、生後6ヶ月~3歳頃までを対象年齢としている場合が多いようです。
ブランド別で比較してみると、このような感じ。
ブランド | 対象年齢 | 推奨最大重量 |
カトージ | 7ヶ月~3歳 | 16kg |
アガツマ(アンパンマン) | 7ヶ月~3歳 | 16kg |
Ys factory(ディズニー) | 6ヶ月~3歳 | - |
西松屋 | 6ヶ月~3歳 | - |
使用開始時期は、赤ちゃんの腰がすわり始める生後6~7ヶ月頃が目安です。
豆椅子に座らせて食事をさせたいと考えている場合は、離乳食の開始時期に合わせて購入を検討してみましょう。
実際は3歳以降も使う子が多い⁉
豆椅子のほとんどが3歳頃までを対象年齢としていますが、実は3歳以降も使ってしまっている人が多いのだとか…。
3歳以降も使ってるというママの意見
- うちは、1歳の子に買ったのを6歳の子もたまに座ります。洗面台やトイレに届かなかったりするときなども。(先輩ママMさん)
- 3歳7ヶ月ですがまだ使ってます。床に座ってテーブルに届くまでなので、まだ数年使うと思います。(先輩ママTさん)
- うちの息子は今4歳ですが、まだ座っています。食事がローテーブルなので、座ると微妙に届きません…。(先輩ママEさん)
- 5歳でも使ってます。たぶん…6歳でも使うかも。 使わなくても平気といえば平気ですけど、クッションや豆イスがあると便利ですね。(先輩ママCさん)
対象年齢を過ぎても使い続ける理由は、
- まだ使えるのに捨てるのはもったいない
- 特に壊れそうな様子がない
- 豆椅子を使わないとテーブルに届かない
など人によってさまざまですが、「捨てたり買い替えたりするのはもったいないから」という意見がほとんど。
対象年齢を気にせず、大体5~6歳頃まで使い続けるケースが多いようです。
いつまで使うかは、あくまで自己責任の範囲内で!対象年齢が3歳までであることは頭に入れておきましょう。
豆椅子はどこで買うのがおすすめ?
ネット通販ならかわいい&おしゃれな豆椅子が見つかる!
可愛いデザインやキャラクターものにこだわりたいなら、ネット通販一択です。
豆椅子を豊富に取り揃えているお店はなかなか無いため、店舗で買う場合はある程度の妥協が必要になります。
けれど、ネット通販なら好みの豆椅子がきっと見つかるはず!
まずは、試しにAmazonや楽天をのぞいてみてはいかがでしょうか。
買うならコレ!おすすめ4選
【カトージ|折りたたみベビーチェア】
カトージの豆椅子は折りたたみ式なので、使わない時はたたんでコンパクトに収納可能です。
インテリアの雰囲気を邪魔しないシンプルデザイン!
広げるとしっかりとロックがかかるので、安心して使うことが出来ますよ。
別売りの豆椅子用テーブルを付ければ、食事や遊びに便利♪
折り畳んで収納出来るので、たまにしか使わない人にはありがたいですね♪
【リシュマム|名入れベビーチェア】
リシュマムの名前を入れられる豆椅子は、プレゼントとしても大人気!
とてもシンプルなデザインなので、インテリアの雰囲気に馴染みやすいといった特徴があります。
ただ、一般的な豆椅子と比べると少しお値段は高めです。
カラーは全部で5色!フェルト地で入った名前が可愛いですよ♪
【アガツマ|アンパンマン まめチェアー】
アンパンマンが好きな子にはコレ!
アンパンマンとばいきんまんのリバーシブル背もたれで、その日の気分によってキャラクターを変えることが出来ます。
座ると「ピーっ!」と音が鳴るので、お子さんも大喜び間違いなしですよ♪
別売りの豆椅子用テーブルもおすすめ♪
大好きなアンパンマンの椅子ならお利口に座ってくれそうですね♪
【不二貿易|ベビーチェア】
イチゴのデザインが可愛い豆椅子は、特に女の子に大人気!
脚部には保護キャップが付いているので、床をキズからしっかりと守ってくれます。
イチゴの他にも、リンゴのデザインもありますよ♪
座面はしっかりと厚みがあるので、座り心地も抜群です♪
ダイソーなら500円で豆椅子が買える!
実は、ダイソーでも豆椅子を取り扱っているのを知っていましたか?
しかも500円ととってもリーズナブル!
ちなみに、ダイソーの豆椅子は以前はミッキーマウスのデザインでしたが、現在(2023年6月)はトイストーリーとプーさんの2種類のデザインがあります。
なるべく安く買いたい!という人は、ぜひ最寄りのダイソーをチェックしてみてはいかがでしょうか。
西松屋やバースデイなど子育て用品店もチェック
西松屋やバースデイなど、子育て用品を専門に扱うお店なら基本的にはどこでも売っています。
価格も比較的安く、中には1,000円程度で購入できるものも。
ただし、多くの種類を取り扱っているわけではないので、デザインは2~5種類程度。
「もっと多くのデザインから選びたい!」という人は、種類の少なさに物足りなさを感じてしまう場合も…。
特にこだわりがない場合は店舗で購入がおすすめですが、
- いろいろなデザインの中から選びたい
- 欲しいデザインやキャラクターの豆椅子がある
といった人は、ネット通販で探した方が早いかもしれません。
【まとめ】豆椅子は長い期間使えてとっても便利♪
要点のまとめ
お子さんがローテーブルで過ごすことが多い場合は、豆椅子があるととても便利!
購入を悩んでいる人は、一つの目安として「家にローテーブルがあるか」で考えてみるのがおすすめです。
ただし、豆椅子にはメリットもあればデメリットもあるため、他の子供用椅子とも比較し納得した上で購入するようにしましょう。
【メリット】
- 比較的価格が安い
- デザインが豊富
- 子供でも持ち上げられる重さ
- 汚れに強い
【デメリット】
- 滑りやすい
- 座るときに音が鳴ってうるさい
- デザインが安っぽい
- 座面が破けてしまう場合がある
子供用の椅子はいろいろな種類があるので、どれを選んだら良いのか悩んでしまいますよね。
けれど、椅子を使うのはあくまで子供。
最終的にはお子さんと相談して決めるようにしましょう♪