ベビーカーっていつ頃から前向きにするの?対面のままじゃダメ?
ベビーカー移動にも慣れてきた頃、ふと「ベビーカーっていつから前向きにすればいいんだろう?」と感じたことありませんか?
- 周りを見渡すと前向きで使っている人が多い気がする
- うちの子は対面から背面に切り替えると泣いてしまうから、出来れば対面で使いたい
などなど、ベビーカーの対面から背面への切り替えに悩みを持つママパパは少なくないはず。
結論から言うと、切り替えのタイミングに決まりはありません。ママやパパのタイミングで大丈夫です。
ただ、赤ちゃんが外の景色に興味を持ち始めたら、前向きに切り替えるのが良いとされています。
実際に何ヶ月頃から前向きに切り替えたのか、先輩ママパパの声も調査してみました。切り替え時期の参考にしてみてくださいね♪
この記事では
- ベビーカーの前向きはいつから?
- いつまで対面にしてた?先輩ママの声を調査!
- 対面から背面に切り替える時に注意したいポイント
についてまとめています。
この機会にベビーカーの使い方を確認して、赤ちゃんとのお散歩やお出かけを目一杯楽しみましょう♪
ベビーカーの前向きはいつから?
赤ちゃんが外の景色に興味を持ち始めたら
初めに結論を伝えてしまうと、ベビーカーの対面⇔背面の切り替え時期に明確な決まりはありません。
なので、最初から前向きで使っても良いですし、1歳を過ぎても対面のまま使ってても何の問題もありません。
ただ、しいて言うなら赤ちゃんがキョロキョロと外の様子を伺うようになったら、少しずつ前向きを試してみるのがおすすめです。
月齢で言うと、大体生後6ヶ月~7ヶ月頃。
この時期になると腰がすわり始める子も増えて、ベビーカーでのお座りも上手に出来るようになってきます。
ちなみに、切り替え機能のないベビーカーB型だと対象年齢が生後7ヶ月からのものがほとんど!
前向きに座ることで、周囲の景色や音を楽しむことが出来ます。
赤ちゃんへの良い刺激となりますよ♪
とはいえ、ママの中には「前向きにすると赤ちゃんの様子が見えなくなるから怖い」という人もいるかもしれません。その場合は、ずっと対面でも全然OK!別の形で外の景色を見せてあげましょう。
リクライニング角度は月齢にあわせて調節しましょう
いざ前向きにしようと切り替えたはいいものの、「どのくらいの角度にしたらいいんだろう?」と思う人もいますよね。
角度の目安は下記を参考にしてみてください。
- 新生児~生後3ヶ月:一番倒した状態で使う
- 生後4ヶ月~:倒した状態から中間位まで起こす
- 生後7ヶ月~:一番起こした状態で使用可
生後3ヶ月(首がすわる)までは、首へ負荷がかからないよう必ず一番倒した状態で使うようにしましょう。
お座りが出来ない子だと、上体を支えられず左右に傾いてしまうことがあります。上記はあくまで目安!起こす角度は赤ちゃんの様子を見ながら決めてくださいね。
いつまで対面にしてた?先輩ママの声を調査!
切り替えのタイミングに決まりがないのはわかるけど、他の人はどうしているのか気になりますよね。
そこで、実際にいつまで対面にしていたのか、先輩ママパパの声を調査してみました。
いろいろな意見があったので、ぜひ参考にしてみてください♪
生後4ヶ月頃から前向きにしました
先輩ママ
自分で首を動かすようになって外の風景に興味が出てきたようでしたので、4ヶ月頃から外が見えるように前向きにしました。
でもそれ以前から光や風向きによっては前向きにしていましたよ。
生後4ヶ月だと赤ちゃんの首がすわる頃なので、首が自由に動かせてより一層お散歩が楽しくなる時期!
いろんな風景を見せてあげられそうですね。
外の風景に興味が出始める時期は個人差があるので、「うちの子は全然外の風景に興味を持ってくれない」と悩む必要なし!遅かれ早かれ興味を持つようになります。
生後6ヶ月で前向きに挑戦してみたら大泣き!
先輩ママ
6ヶ月頃に前向きにチャレンジしてみたら泣き出してしまったため、しばらく対面でした。
おすわりが出来るようになって、ショッピングカートに乗せられるようになった9~10ヶ月頃に前向きでも平気になった気がします。
赤ちゃんには個性があるので、前向きでもケロッとしてる子もいれば、この先輩ママのお子さんのように泣き出してしまう子もいます。
そのうち景色に興味を示す時期が来るので、焦らず赤ちゃんのペースに合わせてあげられると良いですね。
まだまだママやパパの顔を見て安心していたいお年頃。大泣きしてしまう=前向きはまだ早い、と考えて大丈夫ですよ。
長女は1歳・次女は2~3ヶ月・長男は6ヶ月
先輩ママ
長女は対面式でないと1歳近くまで嫌がりました。
ただ、次女は2~3ヶ月頃から前に向けていましたが、どっちでも知ったこっちゃないって感じで…。
長男は只今6ヶ月ですが、外の景色に興味津々で、前に向けた方がご機嫌です。
眠くなると身体を反らしてグズるので、その時には対面に戻したりしています。
対面⇔背面の切り替え時期は、兄弟姉妹によってもさまざま。
同じ親から生まれてるのになんだか不思議ですよね。
他にも「1歳過ぎても対面で使ってます」といったママやパパもいるくらいなので、あまり神経質にならなくても大丈夫そう!
対面から背面に切り替える時に注意したいポイント
赤ちゃんが前向きを嫌がる場合は無理強いしない
赤ちゃんの中にはベビーカーを前向きにすることを嫌がる子もいます。
ママやパパの顔が常に見えないと泣いてしまったり、暴れてなかなか大人しく乗ってくれないなんてことも珍しくありません。
そういった場合は、もしかしたら前向きにするのが少し早すぎたのかも。
嫌がっている場合は無理強いせず、赤ちゃんのタイミングで切り替えを行うようにしましょう。
実際に「ベビーカーは対面でしか使わなかった」なんて人もたくさんいますよ!
風向きや日差しの状態によって向きは臨機応変に切り替える
向かい風の時や日差しの強い日は、対面と背面をその都度使い分けるようにしましょう。
特に注意して欲しいのが、紫外線による目への影響です。
目に紫外線が入った場合も、肌と同じようにダメージを受けます。
角膜に紫外線が当たることで
- 強い目の痛み
- 充血
といった症状が出る場合もあります。
なるべく赤ちゃんの顔に直射日光が当たらないように、太陽に背を向けて使うかベビーカーのサンシェードなどを使うようにしましょう。
紫外線カット加工がされた日よけカバーもおすすめ!LIHAOの日よけカバーは、99%紫外線防止&メッシュ素材なので、夏場でも赤ちゃんと快適にお出掛けを楽しむことが出来ますよ♪
後付けした荷提げフックの荷物による転倒に要注意
ベビーカーの転倒による事故は毎年のように起こっていて、国民生活センターによる注意喚起も行われています。
医療機関ネットワーク事業には、ベビーカーに関する事故で乳幼児が医療機関を受診した事例が 2014 年度以降の過去約 5 年間に 336 件寄せられています。これらの事例を、事故の状況別にみると、ベビーカーごと転倒した事例が 104 件(31%)、乳幼児が転落した事例が 184 件(55%)あります。
引用元:国民生活センター|ベビーカーの転倒による乳幼児の事故に注意
転倒や転落の原因は「ハンドルや後付けした荷提げフックの荷物」が最も多く、全体のなんと71%!
ベビーカーを前向きにし、荷提げフックに荷物をかけた状態で坂道を上っていると、ふとした瞬間にベビーカーが後方へ転倒…といった事故が多く発生しています。
画像引用:国民生活センター|ベビーカーの転倒による乳幼児の事故に注意
前向きよりも対面の方が荷物による影響は小さく転倒しづらくなる傾向があるため、対面の時と同じ気持ちで前向きのベビーカーを押していたら大変なことになる可能性も。
荷物のかけ過ぎには十分に注意し、なるべくであれば座席下のかごを使うようにしましょう。
【まとめ】前向きへの切り替えは生後6~7ヶ月頃を目安に
要点のまとめ
ベビーカーの対面から前向きへの切り替え時期に決まりはありません。
ママやパパのタイミングで大丈夫です。
ただ、赤ちゃんが外の景色に興味を持ち始めたら、前向きに切り替えるのが良いとされています。
月齢で言うと、大体生後6ヶ月~7ヶ月頃が一つの目安です。
また、前向きに切り替える際は
- 赤ちゃんが前向きを嫌がる場合は無理強いしない
- 風向きや日差しの状態によって向きは臨機応変に切り替える
- 後付けした荷提げフックの荷物による転倒に要注意
といった点に十分注意して使うようにしましょう。
前向きで使っている人を頻繁に見かけると、「うちの子もそろそろ前向きにしないといけないのかなぁ」と少し不安になってしまいますよね。
けれど、前述した通り切り替えのタイミングに決まりはありません。
赤ちゃんの様子を見ながら、赤ちゃんのペースで対面⇔背面の切り替えを行うようにしてくださいね。