補助便座っていつまで使うの?そろそろ卒業考えた方がいいのかなぁ…。
子供のトイレに便利な補助便座ですが、いつまで使うものなのか気になりますよね。
補助便座って狭いトイレの中では意外と邪魔になるし、出来るなら早めに卒業させたいと思うママパパも少なくないと思います。
補助便座の対象年齢は、
短いものだと4歳頃まで、長いと8歳頃まで使えるものがあり、メーカーによってさまざま。
ただ、実際は3歳~4歳頃には卒業してしまう子が多いようです。
けど、補助便座を卒業させた後ってどうやってトイレをさせればいいの?落ちそうで怖いなぁ…。
大丈夫!後ほど「補助便座なしのトイトレ成功のコツ」も紹介するのでお楽しみに♪
補助便座なしの座り方や注意点など、ママやパパの悩みは尽きないですよね。
この記事では
- 補助便座はいつまで使う?
- 補助便座なしの座らせ方は?
- 補助便座なしのトイトレ成功のコツ5選
についてまとめています。
これから補助便座を使おうと考えている人も、補助便座の卒業を考えている人も、ぜひ参考にしてみてください。
補助便座はいつまで使う?
補助便座の対象年齢は4歳~6歳頃のものが多い
補助便座の対象年齢はものによって異なりますが、大体4歳~6歳を対象としているものが多いようです。
人気の高い補助便座の対象年齢をまとめたので、参考にしてみてください。
商品名 | メーカー | 対象年齢 |
ポッティス 補助便座 | リッチェル | 1歳半~4歳 |
ミッフィー補助便座 | 永和 | 1歳半~6歳 |
折りたたみ補助便座トイレトレーナー | Nexus Spitze | 1歳~8歳 |
補助便座トイレトレーナー | ベビービョルン | 2歳~6歳 |
補助便座 トイレトレーナー | RONGUI | 1歳半~6歳 |
補助便座の中でも、下記のようなステップが付いている折りたたみタイプのものは対象年齢が高い傾向にあります。
詳しくは不明ですが、ステップの強度が関係しているのかもしれませんね。
3歳~4歳頃には補助便座を卒業してしまう子が多い
対象年齢を4歳~6歳と設定している補助便座が多いですが、実際にはそこまで長く使わなかったという家庭がほとんど。
調べてみると、3歳~4歳で卒業したという子が多いようです。
主な理由は、
- わざわざセットするのが面倒
- 子供が使いたがらなくなった
- 置き場所に困っていたから
など、親の都合から子供の要望などさまざま。
ちなみに、我が家は「こんなの使わなくても出来る!」と突然子供が言い出したため、3歳半頃には補助便座は卒業しました♪
とはいえ、子供の成長には個人差があるので、必ずしも3歳~4歳までに卒業しなければならないわけではありません。
焦る必要なし!お子さんのペースで進めればOKですよ♪
小学生になるまでには補助便座を卒業させるのがベスト
補助便座は8歳頃まで使えるものもありますが、出来れば小学生になるまでに卒業させるのがおすすめです。
小学校によっては、
- 小児用のトイレの用意がない
- 踏み台の用意がない
といったことも多くあります。
小学生になると行動範囲も広がり、お友達の家に遊びに行ったり子供だけで出かけるようなことも多くなるため、補助便座なしで用を足せるように練習しておくと安心です。
補助便座なしの座らせ方は?
座らせ方①便器に背を向け少し前かがみで座る
大人と同じように便器に背を向けて座らせる方法です。
ただ、この座らせ方はバランスを崩すと最悪便器に落ちてしまう可能性もありますので、慣れないうちは必ずママやパパが支えたり見守ってあげるようにしましょう。
バランスを崩さずに座らせるためには
- なるべく足を大きく開かせる
- 前かがみで座る
- 便座の手前付近をしっかりとつかむ
といった点に注意してください。
ただ、男の子の場合はこの座らせ方だとより深めに座る必要があるため、恐怖心から上手に座れない子もいると思います。
男の子は、次に紹介する「座らせ方②」の方が向いているかもしれません。
メリット
- 大人と同じ座り方なので、一度覚えてしまえばあとは慣れるのみ
- 前かがみになることで腸が刺激されるため便秘改善にもつながる
デメリット
- 慣れないうちはバランスを取るのが難しい
- 男の子には少し不向き
このような踏み台があると便利です↓
折り畳んで収納できる踏み台であれば、狭いトイレでも邪魔になりません。
座らせ方②便器と対面で座る
この方法は、うちの子が実際に行っている座り方です。
便器に背を向け座る方法よりも体が安定するのでとてもおすすめですよ♪
足を大きく開き、便座の手前側にお尻、奥に手を置いて便器と対面で座るような形です。
跳び箱を飛ぶようなイメージが一番近いかもしれません。
男の子でも女の子でも出来る座り方なので、ぜひ試してみてください。
メリット
- 便座にお尻と手を付けられるので体が安定する
- 便器に背を向け座るよりも恐怖心が少ない
デメリット
- ズボンやパンツは完全に脱がせる必要がある
- 踏み台がないと乗り降りが少し難しいかも
このような段差のある踏み台があると乗り降りがスムーズです↓
補助便座なしのトイトレ成功のコツ5選
成功のコツ①ママやパパが座り方のお手本を見せる
「さぁ、やってみて!」と突然言われても、上手に出来ない子供がほとんどです。
まずは、ママやパパが座り方のお手本を見せてあげましょう。
実際にママやパパが動きを見せてあげることで、お子さんの不安感や恐怖心も和らぎ、スムーズにトイレが出来るようになります。
お手本を見せる際は、下記のような点を伝えてあげるのがポイントです。
成功させるポイント
- 踏み台の昇り方
- どこに手を付けば良いか
- 座るポジションの確認
- 用を足すときの姿勢
- 座るときに注意すること
慣れてきたら、ウォシュレットの使い方なども教えてあげられると良いですね♪
ただ、ウォシュレットをいたずらされても困るので、そこは各家庭で教える時期は検討してみてください。
お手本を見せる前に、絵本の読み聞かせをするのも効果的ですよ♪
成功のコツ②トレーニング用パンツはあえて使わない
トイトレにはトレーニング用パンツが必要だと思っていませんか?
その先入観、捨てちゃってOKです。トレーニング用パンツは必要ありません。
実は、トレーニング用パンツには
- 使う時期が短い
- 結局漏れる
- 濡れた感覚を感じにくい
- 厚手なものが多いため乾きにくい
といったデメリットがあり、実際に買ったものの使わなかった(または数回しか使わなかった)というママパパは非常に多いです。
我が家も、結局2~3回程度しか使いませんでしたよ~。
特に、トイトレでは「濡れた感覚を不快だと感じさせる」のが重要なポイントでもあるので、使うのは普通のパンツの方がおすすめです。
成功のコツ③上手に座れたら褒める
トイトレは、とにかく褒めるのもポイントです。
上手に座れたら褒めてあげましょう。
そうすることで、次も頑張ろうという子供のモチベーションにも繋がります。
補助便座がない状態では、最初は怖がって座れない子もいます。
- まずは、ママパパが体を支えてあげて、ちょこっとお尻を付けるだけでOK!
- 慣れてきたら少しずつ座る時間を伸ばしてみる
- ママパパの支えなしで座ってみる
といった流れで行い、出来たらたくさん褒めてあげましょう。
成功のコツ④失敗してもなるべく怒りは抑えて
トイトレが上手くいかないと、どうしてもママやパパはイライラしがちになってしまいますよね。
私も何度も漏らす子供にイライラしてしまい、怒ってしまいそうになったことも多々ありました。
けれど、そこで私が実践したのが「まぁ、いっか」と言葉に出すことです!
「まぁ、いっか」と思うだけでなく、声に出すのがポイント。
そうするだけで、なんとなく気持ちも楽になるし、諦めもつきますよ(笑)
子供がトイトレを嫌がるときは、無理にやらせなくてもOK。無理強いは逆効果になる場合もあるので、「そしたらおやつの後から少しだけやってみようか」「明日だったら頑張れる?」など、お子さんと相談しながら進めていきましょう。
成功のコツ⑤「成功したらシール1枚」などちょっとしたご褒美を用意する
ご褒美で子供のやる気をアップさせるのも効果的です。
なぜか子供ってシールが好きですよね。
「トイレが上手に出来たらシール1枚だよ♪」と頑張ったご褒美があるだけで、モチベーションも変わってくるのでおすすめです。
シール台帳だけなら無料でダウンロードできるものもあります。
気になる人はチェックしてみてくださいね。
シール台紙を無料でダウンロードできるサイト
無料のシール台帳+お子さんの好きなシールで進めてみるのもおすすめ♪
【まとめ】3歳前後を目安に補助便座なしのトイトレを始めてみましょう
要点のまとめ
補助便座の対象年齢は、短いものだと4歳頃まで、長いと8歳頃まで使えるものがあります。
ただ、実際は3歳~4歳頃には卒業してしまう子が多いようです。
補助便座卒業後のトイトレは、下記の点に注意しながら進めてみましょう。
- ママやパパが座り方のお手本を見せる
- トレーニング用パンツはあえて使わない
- 上手に座れたら褒める
- 失敗してもなるべく怒りは抑えて
- 「成功したらシール1枚」などちょっとしたご褒美を用意する
「いつから補助便座なしのトイトレをしたらいいんだろう」と悩んでいるママやパパは、ひとまず3歳前後を目安に始めてみてはいかがでしょうか。
ただ、焦りは禁物!
3歳前後はあくまで目安です。お子さんのペースで進めてあげてくださいね♪